商品内容
要旨 |
戦国武将の多くは、嗜みとして美少年(小姓)を寵愛した。主君と肉体関係を結んだ彼らは、忠義の者として重宝され、城主や家宰に出世し、主君の死に殉ずる者もいた。戦国期の主君と小姓の男色は、そのほとんどが江戸期に成立した二次史料を基にしている。また、男色は単なる同性愛ではなく、公家や寺院社会の影響を受けた年長者による少年児童への性愛だった。俗説にまみれた「武家男色」の実相に迫る初めての書。 |
---|---|
目次 |
プロローグ 戦国時代の武家男色、その俗説と実相 |