• 本

聞コエル怪談

竹書房怪談文庫 HO−617

出版社名 竹書房
出版年月 2023年7月
ISBNコード 978-4-8019-3588-4
4-8019-3588-5
税込価格 781円
頁数・縦 223P 15cm

商品内容

要旨

聞くと呪われる歌、演奏すると死ぬ曲、霊が憑いている楽器…音楽に纏わる恐ろしい話を集めた実話怪談集。出産した妻が無意識に口ずさむ子守歌。夫はその不気味な歌詞に聞き覚えが…「子守らない歌」、トランペット奏者だけが何人も死んでいるブラスバンド。死者の共通点はある曲の演奏に…「この素晴らしき世界」、質屋で格安で購入した高級三味線。弾くと赤ん坊の泣き声が…「泣き三味線」、岸壁から戦没者の亡骸を運ぶ引き揚げ船に向かって「海ゆかば」を唄う少女の霊。偶然その歌声を聞いてしまった二人の漁師の運命は…「水漬く屍」他、聞くも地獄、奏でるも地獄の調べ38話収録!

目次

子守らない歌(つくね乱蔵)
魅了(雨森れに)
緑閃光(雨森れに)
どんぐりころころ(服部義史)
歌声の隣に(松本エムザ)
木やり歌(雨森れに)
紫のリボン(雨森れに)
空で待っている(松本エムザ)
友達ラジオ(つくね乱蔵)
デュエット(つくね乱蔵)
不明なアーティスト(高野真)
わすれもの(渡部正和)
絶対に触れない(丸太町小川)
ある曲の裏側(服部義史)
MY LOVE(松本エムザ)
ライブハウス(服部義史)
呪われたバカ(高田公太)
隣の誰か(橘百花)
田村さんの話(三雲央)
この素晴らしき世界(渡部正和)〔ほか〕

著者紹介

加藤 一 (カトウ ハジメ)  
1967年静岡県生まれ。老舗実話怪談シリーズ『「超」怖い話』四代目編著者。また新人発掘を目的とした実話怪談コンテスト「超‐1」を企画主宰、そこから生まれた新レーベル「恐怖箱」シリーズの箱詰め職人(編者)としても活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)