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狂骨 実話奇譚

竹書房怪談文庫 HO−635

出版社名 竹書房
出版年月 2023年10月
ISBNコード 978-4-8019-3715-4
4-8019-3715-2
税込価格 858円
頁数・縦 255P 15cm

商品内容

要旨

怪談師としても活躍する川奈まり子の最新作は、呪いと因果に絡めとられた恐怖が満ちる奇譚の数々!店の常連と出来心でラブホテルへ行った男性を襲う女の情念が起こす怪異「恋慕の淵」、幼い頃に亡くなった友だちが箪笥に乗って現れたら…男の奇妙な告白「箪笥の友だち」、幽霊画に魅入られた者の悲劇と恐怖の結末「幽霊画の祟り」、怪死事件が相次ぐ神奈川県某所の住宅地―そこは地主一族が墓地を宅地造成した場所だった。改葬されずに埋もれたままの人骨の上に何も知らずに暮らす人々、そして秘密を知る少女を襲う恐怖を描く表題作「狂骨」など怒濤の30話を収録。

目次

恋慕の淵
トンネルの午前三時
科学では説明が出来なさそうなこと
太秦で憑けて、高野山で落とす
廃館の宴
箪笥の友だち
警察学校の怪談
蓑山奇譚
深夜のねぎぼうず
よっさん
阿蘇の記憶
鯛夢さんの本当にあった怖い小咄
幽霊画の祟り
僕のドッペルゲンガー
異形のふるさと
入院中
神谷町駅が消えた
牛蒡の呪い
タタラの秘薬
あいつの最期
人形供養の神社にて
幽明境を
霊障の原因
天命の木
羽田の双発機
霊感症候群
鮮やかな青
近所の祠
墜落の町
狂骨

著者紹介

川奈 まり子 (カワナ マリコ)  
八王子出身。怪異の体験者と土地を取材、これまでに5000件以上の怪異体験談を蒐集。怪談の語り部としてイベントや動画などでも活躍中。日本推理作家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)