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阪急沿線怪談

竹書房怪談文庫 HO−655

出版社名 竹書房
出版年月 2024年2月
ISBNコード 978-4-8019-3849-6
4-8019-3849-3
税込価格 836円
頁数・縦 238P 15cm

商品内容

要旨

大阪梅田を起点に西は神戸三宮・新開地、東は京都河原町まで、京阪神間を横断する阪急電車。その沿線に広がる街に埋もれた数多の怪異譚を怪談作家・宇津呂鹿太郎が綴るご当地怪談集。歩道橋に現れた人ならざる異形「鳥肌」(茨木市)、事故物件か!とあるマンションで頻発する数多の怪奇現象「アウトな物件」(伊丹)、夜中に通ると果てのない塀が続き抜けられない!不思議な異界譚「阪急西宮スタジアムの跡地にて」(西宮北口)、ある女性にとり憑く恐ろしい女の霊。話すことすらタブーの危険な恐怖譚「瞼の裏の女」(烏丸)など収録。

目次

公園の女(十三)
地下の売り場(大阪梅田)
異人館の影(王子公園)
個室(神戸三宮)
河童(武庫之荘)
橋上の攻防(西宮北口)
貫通路(茨木市〜十三)
ハイエナの死(京都河原町)
花子さんの出るトイレ(高槻市)
読書(高槻市)
そこにいた人(園田)
屋上(塚口)
ボタン(豊中)
踏切(蛍池)
装飾を変えられた部屋(大阪梅田)
窓の外(小林〜仁川)
三階の女子トイレはなるべく使わない方がいい(十三)
死の色(西宮北口)
思い(武庫之荘)
鳥肌(茨木市)〔ほか〕

出版社・メーカーコメント

梅田から神戸三宮、京都を結ぶ阪急電車沿線。京阪神の町々に点在する恐ろしい怪談話や不思議な話を集めた地元民必見のご当地怪談集。

著者紹介

宇津呂 鹿太郎 (ウツロ シカタロウ)  
兵庫県尼崎市出身。怪談作家。NPO法人宇津呂怪談事務所所長。幼少期より怪談の蒐集を始め、現在に至る。これまで集めた怪談は700話を超える。怪談作家として自ら聞き集めた怪異体験談を書籍化する傍ら、各地で怪談ライブの主催、出演も行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)