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新潟怪談

竹書房怪談文庫 HO−665

出版社名 竹書房
出版年月 2024年5月
ISBNコード 978-4-8019-3968-4
4-8019-3968-6
税込価格 781円
頁数・縦 223P 15cm

商品内容

要旨

越後国・佐渡の怪異体験を取材したご当地怪談集。新潟駅近隣のビルに置かれた呪いの化粧ポーチ…「古びたポシェット」(新潟市中央区)、川に引きずり込もうとする白い手首…「阿賀野川に出たモノ」(五泉市)、雪のほくほく街道を歩く老母。車に乗せると墓地に連れて行かれ…「街道婆」(上越市)、空襲の犠牲者たちの幻が立つ川…「生と死の水面で」(長岡市)、間瀬銅山跡の山道に出る女の霊と不思議な写真…「廃鉱山」(新潟市西蒲区)、狸に化かされた男の話…「佐渡の狸は」(佐渡島)、海水浴場の駐車場に現れる溺死した男の車の幻…「海辺のクラクション」(柏崎市)、上の原公園のお松の池で憑かれた女性の怪異…「弁天様の悪戯」(南魚沼市)他、40話収録!

目次

樋口雅夫(心霊スポットに行かない理由
白昼の稽古場 ほか)
堀内圭(白い虹
街道婆 ほか)
湯本泰隆(鏡の向こうは?
生と死の水面で ほか)
堀川八雲(私は怪異を恐れない
廃鉱山 ほか)
撞木(佐渡の狸は
月夜と桜と)
戸神重明(黒い森
雪国の寮 ほか)
石動充徳(稲荷様
御日待ち ほか)

出版社・メーカーコメント

南魚沼市出身の山伏・石動充徳ら地元ゆかりの著者を中心に、総勢7名が新潟県の怖い話、不思議な話を徹底取材。書き下ろしご当地怪談!

著者紹介

石動 充徳 (イスルギ ジュウトク)  
新潟県南魚沼市在住。山伏の家系に生まれ、実家が修験道の寺院を営んでいる。19歳で本山修験宗総本山、京都の聖護院門跡にて2年間修行。修行後は実家の石動山三寳院にて副住職となる
樋口 雅夫 (ヒグチ マサオ)  
1982年7月15日生まれ。GOSEN動画工房代表
湯本 泰隆 (ユモト ヤスタカ)  
新潟県長岡市出身。実家は代々続く占い師の家系。人々の記憶から消えた過去の歴史を調べ、先人たちの思いを現代人へと伝えることを生業としている
堀川 八雲 (ホリカワ ヤクモ)  
新潟県新潟市出身。幼少期より怪奇な体験をよくしているが、怖さを感じないため不思議なこととしか思っていない
堀内 圭 (ホリウチ ケイ)  
群馬県前橋市出身。人生初の就職先は三条市の店舗内装業の会社で、県内各地を飛び回っていたほど新潟県とは縁が深い
撞木 (シュモク)  
群馬県出身。母方の親族が佐渡出身であり、何度か島を訪れている。共著に『群馬怪談 怨ノ城』『実話怪談 怪奇島』
戸神 重明 (トガミ シゲアキ)  
群馬県高崎市出身。怪談作家。イベント「高崎怪談会」を主催。著書に『幽山鬼談』「いきもの怪談 呪鳴』『上毛鬼談 群魔』「怪談標本箱」シリーズなど多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)