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予言怪談

竹書房怪談文庫 HO−666

出版社名 竹書房
出版年月 2024年5月
ISBNコード 978-4-8019-3969-1
4-8019-3969-4
税込価格 999円
頁数・縦 319P 15cm

商品内容

要旨

2025年の大災難説に震える現代人に贈る「予知」「予言」「予兆」をテーマに取材した異色の怪談集。ある女性の血筋に眠る特別な力と、過去と未来の死を見せる曰くつきの雛人形…「匂い雛」(夜馬裕)、2013年当時に2020年の東京オリンピックが見えないと予言した能力者…「本物」(響洋平)、曰くつきの呪物、易サイコロが告げる世界情勢…「骰子」(雨宮淳司)、始まりは予知夢だったのか。母娘孫三世代にわたる奇縁奇遇…「アサクラ」ほか(郷内心瞳)、実をつけると必ず凶事が起きる“ならずの柿”。2023年は…「戦争を予言する柿」(田辺青蛙)、四国のある一族が行っていた篭占い。篭を頭に被って回ると編み目から未来が視えて…「篭目」(吉田悠軌)他、西浦和也、朱雀門出、住倉カオス、田中俊行、幽木武彦、松岡真事、夕暮怪雨、ホームタウン、気鋭の14人が未来に挑む戦慄の52篇!

目次

田辺青蛙(戦争を予言する柿
死神を見る
大きな蚯蚓
かぼちゃ
憑き物の予言
黒い桜
赤い田んぼ
化学不信の碑)
吉田悠軌(しゃべった!
赤いしるし
交換日記
篭目
誰のための喪服)
雨宮淳司(骰子)
朱雀門出(予知夢だったのに逆らった話
水と空気のお告げ
ノウナル
青い獅子舞
冷凍室のカラ放送)
響洋平(顔
廊下の声
インターフォン
本物
浸蝕する風景
首落ち
泥棒が
エレベータ)
幽木武彦(神勢調査員)
ホームタウン(さざ波
深夜の訪問者)
夕暮怪雨(カラスの来訪
消失
死に場所
祭壇の写真
地獄行
結婚相手)
西浦和也(懐中時計
虫の知らせ)
住倉カオス(予言に関する体験二篇
最期の顔)
田中俊行(鳥居さんの話)
松岡真事(箱鳴物
ホンモノ
ひだりうしろ)
郷内心瞳(アサクラ
竹薮婆
顕現
収斂
奇遇)
夜馬裕(最期の五秒
匂い雛
天女の願い事)

出版社・メーカーコメント

予知夢、お告げ…それは虫の知らせか偶然か? 恐怖の2025年が刮目される中、先んじて発信する予知・予言・予兆に纏わる怪談アンソロジー!