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学校の怖い話

竹書房怪談文庫 HO−687 怪談百番

出版社名 竹書房
出版年月 2024年10月
ISBNコード 978-4-8019-4152-6
4-8019-4152-4
税込価格 924円
頁数・縦 287P 15cm

商品内容

要旨

怪談に初めて触れたのは学校だという人は多いのではないだろうか。学び舎に蠢くあちら側のモノたちは幼いころからずっと身近なものだったに違いない―。授業参観の時に、ある生徒の横に立つ恐ろしい人影「母が来る」(つくね乱蔵)、高校生時代の日記帳に記された奇妙な記述を読んで蘇る悍ましい記憶「筆まめ」(郷内心瞳)、音楽室に飾られた作曲家たちの中にある不可思議な肖像画「すぶつぉめ」(黒木あるじ)、保健室には出ると言われ、たまに妙な歌が聞こえてくると噂があり…「保健室」(神沼三平太)など、6人の作家による書き下ろし26編を含む選りすぐりの怖い話全55話を収録。

目次

母が来る
棲みつかれる
おうかがい
保健室
隅の中年
落武者の霊
筆まめ
幽体離脱

優しい友達
入口のカレンダー
紫のけむり
おぼんどぼん
当たってた
F高校
家庭訪問
命中
うたた寝
二年C組の供養
シャワー室〔ほか〕

出版社・メーカーコメント

怪談百番シリーズ、今回のテーマは誰もが一度は震えた学校の怖い話。人気作家の書き下ろしと過去の名作を収めた学校怪談の決定版!

著者紹介

黒木 あるじ (クロキ アルジ)  
小田イ輔や驚羽大介など新たな書き手の発掘に精力的
郷内 心瞳 (ゴウナイ シンドウ)  
宮城県出身。郷里の先達に師事し、2002年に拝み屋を開業。憑き物落としや魔祓いを主軸に、各種加持祈祷、悩み相談などを手掛けている。2014年『拝み屋郷内 怪談始末』で単著デビュー
つくね 乱蔵 (ツクネ ランゾウ)  
1959年福井県生まれ。実話怪談大会「超‐1/2007年度大会」でデビュー。2012年の初単著『厭怪』で厭という概念を産みだした。以降、厭系怪談の開祖として数々の単著や共著を発表
神沼 三平太 (カミヌマ サンペイタ)  
大学や専門学校等で教鞭を執る傍ら怪異体験談の蒐集執筆を行う。竹書房怪談文庫で2300話を超える実話怪談を発表
鷲羽 大介 (ワシュウ ダイスケ)  
「せんだい文学塾」代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)