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理系的

出版社名 田畑書店
出版年月 2021年9月
ISBNコード 978-4-8038-0387-7
4-8038-0387-0
税込価格 2,420円
頁数・縦 316P 20cm

商品内容

要旨

隅田川のほとりに生まれ育ち、その黒い流れに「生命の不思議」を見た著者が志した科学と小説の道―書いてきた日々も、書けなかった時も、長年の創作生活の合間合間に紡いできたエッセイの数々。その集積の果てに見えてきたのは、理系的であろうとするほど文学的になってゆく“素の自分”だった…。

目次

第1章 理系と文系のあいだで
第2章 生命の響き合い―立派に生きること
第3章 読むことと、書くこと
第4章 ライフについて
第5章 本棚と散歩道
第6章 隅田川のほとりから

著者紹介

増田 みず子 (マスダ ミズコ)  
1948年、東京に生まれる。東京農工大学農学部卒業。77年、「死後の関係」が新潮新人賞の候補となり、小説家としてデビュー。その後「個室の鍵」「桜寮」「ふたつの春」が連続して芥川賞候補(その後も合わせて計6回)となる。85年、『自由時間』で野間文芸新人賞、86年、『シングル・セル』で泉鏡花賞、92年、『夢虫』で芸術選奨文部大臣新人賞、2001年、『月夜見』で伊藤整文学賞をそれぞれ受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)