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世界史が伝える日本人の評判記 その文化と品格

中経の文庫 か−10−1

出版社名 中経出版
出版年月 2007年9月
ISBNコード 978-4-8061-2819-9
4-8061-2819-8
税込価格 607円
頁数・縦 255P 15cm

商品内容

要旨

本書は、ザビエルやラフカディオ・ハーン、アインシュタインやチャップリン、そしてレヴィ=ストロースなど、数百年という時間軸の中で、十数名にわたる欧米の訪日者の日本印象記を忠実に辿ることで、日本人の視点だけでは決して気づくことができなかった日本と日本人の本質について、極めて具体的な解答を提示するものです。日本と日本人の将来について考える際、確かな手がかりを得ることができるでしょう。

目次

1 知的レベル・教育水準の高い日本(ザビエルが感嘆した日本
シーボルトの手紙 ほか)
2 精神性を重んじる日本人(チャプリンは大の日本びいき
ザビエルのいう日本人の精神性 ほか)
3 優れた伝統・芸能(歌舞伎と天ぷらに魅せられたチャプリン
日本の伝統的なものが好き ほか)
4 美しい自然と豊かな感性(チャプリンとアインシュタイン
クローデルの京都 ほか)
5 日本の独自性(チャプリンの憂鬱
ブルーノ・タウトの提言 ほか)

著者紹介

中西 輝政 (ナカニシ テルマサ)  
1947年大阪府生まれ。京都大学法学部卒業。ケンブリッジ大学大学院修了。京都大学助手、三重大学助教授、スタンフォード大学客員研究員、静岡県立大学教授を経て、京都大学大学院教授。専門は国際政治学、国際関係史、文明史。平成14年正論大賞受賞。著書に『大英帝国衰亡史』(毎日出版文化賞・山本七平賞、PHP文庫)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)