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ヨーロッパ王室の女たち 愛と欲望の裏面史

中経の文庫 き−5−2

出版社名 KADOKAWA(中経出版)
出版年月 2009年3月
ISBNコード 978-4-8061-3301-8
4-8061-3301-9
税込価格 702円
頁数・縦 349P 15cm

商品内容

要旨

権力に生きた女、愛欲に生きた女、運命に翻弄された女、男を手玉にとった女、ヨーロッパ王室の女たちといっても、何とさまざまなタイプがあることか。それらの女たちが絢爛たる花々のように、西洋史の中に咲き誇っている。ときには華やかに、ときには毒々しく、ときにはこの世のものとは思われぬほど清楚に。

目次

第1章 思いのままに行動した凄い女たち(クレオパトラ/恋と戦争に生きた古代エジプトの女王
カテリーナ・スフォルツァ/民衆を畏怖させたイタリアの“猛女” ほか)
第2章 数奇な運命に翻弄された薄幸の女たち(ルクレツィア・ボルジア/男たちの野望に振り回されながら健気に生きた女
ベアトリーチェ・チェンチ/父親殺しの罪を一身に背負って死に赴いた女 ほか)
第3章 情炎に身を焦がして生きた美女たち(ビアンカ・カペッロ/激しい恋の果てに死を招いた女
アン・ブーリン/夫である国王によって処刑された悲運の王妃 ほか)
第4章 権力と欲望に溺れ果てた悪女たち(メッサリーナ/昼は皇后、夜は娼婦―二つの顔を持ったローマ后妃
エリザベート・バートリ/無垢な乙女を惨殺する美しき伯爵夫人 ほか)
第5章 男どもを手玉に取った妖艶な女たち(アグリッピナ/息子ネロのために非道をものともしなかった女
モンテスパン侯爵夫人/狡知を駆使してルイ十四世を操った妖婦 ほか)

著者紹介

桐生 操 (キリュウ ミサオ)  
パリ大学、リヨン大学でフランス文学・歴史を専攻した。帰国後、執筆活動を開始。歴史の裏面に隠された知られざるエピソードをさまざまな形で紹介している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)