「超」怖い話怪逅
竹書房文庫 HO−62
出版社名 | 竹書房 |
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出版年月 | 2009年4月 |
ISBNコード |
978-4-8124-3803-9
(4-8124-3803-9) |
税込価格 | 660円 |
頁数・縦 | 233P 15cm |
商品内容
要旨 |
読むのに覚悟がいる本である。正直に申し上げれば、すっきりとした読後感=カタルシスを得られる話は少ない。それどころか異物を飲み込んだような重苦しいものが腹の底に溜まる。なぜなら怪事は終息せず、体験者のもとで続いているからである。現在進行形の謎と呪い。ミステリー小説ならあり得ぬラストだが、実話怪談とはそういうものである。恐怖の後の安堵などという甘いプレゼントは用意されていない。ページを繰ったが最後、不条理な戦慄世界にひたすら翻弄されることになる―奇妙な歓喜と熱狂とともに。邂逅の意は「めぐりあうこと」とある。怪事に邂逅した人々の記録が本書『怪逅』である。そう、怪はめぐるのだ。貴方が本書と邂逅したことはすでに、その予兆なのかもしれない。 |
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目次 |
書と楡 |