籠目
竹書房文庫 HO−107 恐怖箱
出版社名 | 竹書房 |
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出版年月 | 2011年4月 |
ISBNコード |
978-4-8124-4516-7
(4-8124-4516-7) |
税込価格 | 692円 |
頁数・縦 | 219P 15cm |
商品内容
要旨 |
怪談にとり憑かれた男、鳥飼誠の満を持してのソロデビュー作。血も滴る鮮度、極上“ネタ”35品で今宵あなたを饗します。 |
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目次 |
専門外 |
おすすめコメント
実話怪談を蒐集するということは、すなわち実話怪談との出会いを求めることである。出会いに縁と運はつきものであり、縁と運のない者にはどれほど努力しようとも簡単には怪談に辿りつけない。そう、怪談は恋に似ているかもしれない。誰かと恋をしたいと思っても、人は自分の好みのタイプしか目に入らない。怪談を探す者も、自分の好みの話しかアンテナにひっかからない場合が多いのだ。自ずと蒐集される怪談には偏りが出るのだが、この鳥飼誠は例外だ。実にバラエティ豊か、ガチ怖はもちろんのこと聞いたこともないような不思議な話、短いものから長いものまでありとあらゆる怪談を拾って来る。まるで恋に恋する者のように、彼は怪談に恋しているのかもしれない。そして、怪談のほうからも彼を選び寄ってくる……。怪談にとり憑かれた男、鳥飼誠の満を持してのソロデビュー作。血も滴る鮮度、極上“ネタ”35品で今宵あなたを饗します。