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痕(しるし) 怪談実話

竹書房文庫 HO−106 FKB

出版社名 竹書房
出版年月 2011年4月
ISBNコード 978-4-8124-4517-4
4-8124-4517-5
税込価格 692円
頁数・縦 221P 15cm

商品内容

要旨

前作「怪談実話震」で衝撃の単著デビューを果たした黒木あるじ。本作も平山夢明監修FKBシリーズで荒業、力業で冥府から引き摺りだした、血もまれで臓物が湯気を上げているようなガチ怖から、心も凍り、しばれる痛みさえ感じられる怪談まで35篇を収録した。「共鳴」「疵痕」「奇癖」「霊交」「草爺」「乳房」「狐狸」「猫目」「蝋燭」「蚯蚓」「鬼頭」「住処」「味神」「根絶」「壁女」など、どれも読まなかったほうが良かったと後悔するかもしれない。リアルな実話でありながら、現実の表皮をすべて捲り上げてしまうほどの驚愕が間違いなくあなたを襲う!超ド級のはんぱない怖さをどうぞ。

目次

赤帽
鬼頭
奇癖
公園
狐狸
骨董
残像
蝙蝠
土蔵
稲荷〔ほか〕

著者紹介

黒木 あるじ (クロキ アルジ)  
1976年青森県生まれ。2009年「おまもり」で第7回ビーケーワン怪談大賞・佳作を受賞。同年「ささやき」で第1回『幽』怪談実話コンテスト・ブンまわし賞を受賞。現在は山形県在住
平山 夢明 (ヒラヤマ ユメアキ)  
神奈川生まれ。実話読み物として『「超」怖い話』『東京伝説』(ともに竹書房文庫)『怖い本』(角川春樹事務所)シリーズを発表。フィクション・ノンフィクション、死者・生者を問わず常に人間存在の「狂気」を根こそぎ描き尽くそうとする筆致には定評がある。『独白するユニバーサル横メルカトル』で第59回日本推理作家協会賞短編部門を受賞、同タイトルの短編小説集(光文社)が2007年度「このミステリーがすごい!」一位。また「DINER(ダイナー)」(ポプラ社)が第28回冒険小説大賞&第13回大藪春彦賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)