• 本

悪霊 異聞フラグメント 実話怪談

竹書房文庫 HO−126 FKB

出版社名 竹書房
出版年月 2012年2月
ISBNコード 978-4-8124-4811-3
4-8124-4811-5
税込価格 692円
頁数・縦 222P 15cm

商品内容

要旨

FKBシリーズ、「異聞フラグメント」の第2弾!夏版『「超」怖い話』の編・著者を務める松村新吉が新しい実話怪談を目指し、実直な取材から生み出された恐怖を紡いだのが本書「〜悪霊」。体験者の視界の隅に何かが蠢いている…ささやかな異音が耳についてはなれない…あたかも眼球が妙なプリズムになって異界からのさまざまな現象が立ち昇る…鼻の奥にわずかな刺激の違和感が残る…すべて気のせいかもと思うが…。果たして…。幽かな違和感、思い過ごしのような出来事も悪霊が引き起こす大惨事の前触れかもしれないと、著者は思い出したくなくて絡まりあった体験者の記憶を丹念に解していく。すると時代を超えて、場所を越えて、まるで脳髄のどこかに張り付き、生き延びていた怪異が突然出現する!今までに感じたことのない恐怖が薄い皮膚の裏側をきりきりと氷の針のように疾走する。

目次

ある通夜
眠る
帰り道
フラグメント丁
鳴り瓦
青梅を渡る
ねこまち
タラ

番〔ほか〕

著者紹介

松村 進吉 (マツムラ シンキチ)  
1975年、徳島県生まれ。怪談実話の編著者発掘コンテスト「超‐1/2006」優勝後、『「超」怖い話』の執筆陣に参入。2009年からは5代目編著者となり、同シリーズを牽引する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)