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「極」怖い話面妖

竹書房文庫 HO−135

出版社名 竹書房
出版年月 2012年6月
ISBNコード 978-4-8124-4925-7
4-8124-4925-1
税込価格 692円
頁数・縦 223P 15cm

商品内容

要旨

アヤカシ、物の怪は実在するか、否か。その答えはいまだ証明されていないが、幽霊、心霊の類よりさらに疑われてきたことは否定しようのない事実である。また、「妖怪は怪談の墓場」とも言われる。怪異が妖怪の仕業だというレッテルが貼られた時点でその怪談は死ぬ…つまり、怪談の命である恐怖が消えてしまうということらしい。だが、本当にそうだろうか?平安の世からその存在が囁かれている物の怪、アヤカシの類は時代の中で繰り返し誰かに目撃され、同じ恐怖を体験されてきたからこそ、現代まで語り継がれているのではあるまいか。単なる見間違えや勘違いではあり得ない強烈な存在感がそこにある…だからこそ胸底から恐怖が湧き起こるのだ。かつてマイクロマガジン社から出版さた幻の傑作「妖弄記」に、今回書き下ろしで新たな目撃譚・体験談を収録して復刻。知る人ぞ知るアヤカシの名著がいま甦る。

目次

先触れ
在る
珍しい生き物
ナイフは囀る
大掃除競争
木桶の風呂
喧しき寝室
ルームメイト
鰻の寝床にて
大絶叫〔ほか〕

著者紹介

加藤 一 (カトウ ハジメ)  
1967年静岡県生まれ。人気実話怪談シリーズ『「超」怖い話』冬版の編著者で、実話怪談コンテスト「超‐1」、創作怪談コンテスト「怪集」を企画主宰、コンテストの傑作選の編者をつとめている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)