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現代史は地理から学べ

SB新書 626

出版社名 SBクリエイティブ
出版年月 2023年8月
ISBNコード 978-4-8156-1733-2
4-8156-1733-3
税込価格 990円
頁数・縦 255P 18cm

商品内容

要旨

ニュースで報じられることの本当の意味、なぜ今こんな問題が起きているのか、世界がこれからどうなるのか…地理的視点で現代史を眺めると、現代世界のありようが見えてくる。本書では、代々木ゼミナールのカリスマ地理講師が、要衝、宗教、民族、経済など、現代史のトピックを地理的視点で読み解いていく。ついつい人に話したくなる教養満載の一冊。

目次

第1章 なぜ「地理」から現代史を学ぶのか?(歴史には「解釈」があるが、地理には「事実」がある
「地政学」と「地理学」は同じ学問? ほか)
第2章 現代史の「要衝」を地理学で考える(台湾―なぜ中国は、「何としても台湾が欲しい」のか?
ウクライナ―ロシアが侵略した理由は1つではない ほか)
第3章 現代史の「宗教」「民族」を地理学で考える(ユダヤ人とアラブ人―終わりの見えない争い
イスラエル―ヨルダン国交樹立にまつわる「背に腹は代えられない事情」とは? ほか)
第4章 現代史の「経済」を地理学で考える(サンノゼ―世界一のイノベーション都市になったのは「たまたま」ではない
ブラジル―中国14億人の大豆需要が新たな経済成長をもたらすか? ほか)

著者紹介

宮路 秀作 (ミヤジ シュウサク)  
代々木ゼミナール地理講師、日本地理学会企画専門委員会委員。鹿児島市出身。「共通テスト地理」から「東大地理」まで、代々木ゼミナールのすべての地理講座を担当する実力派。地理を通して、現代世界の「なぜ?」「どうして?」を解き明かす講義は、9割以上の生徒から「地理を学んでよかった!」と大好評。2017年に刊行した『経済は地理から学べ!』はベストセラーとなり、これが「地理学の啓発・普及に貢献した」と評価され、2017年度の日本地理学会賞(社会貢献部門)を受賞。またコラムニストとして、「Yohoo!ニュース」での連載やラジオ出演、トークイベントの開催、YouTubeチャンネルの運営、メルマガの発行など幅広く活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)