鍵開けキリエと封緘師(シギルムス) 小箱は開くのを待っている
富士見ファンタジア文庫 い−4−1−1
出版社名 | 富士見書房 |
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出版年月 | 2009年12月 |
ISBNコード |
978-4-8291-3471-9
(4-8291-3471-2) |
税込価格 | 638円 |
頁数・縦 | 253P 15cm |
商品内容
要旨 |
「わたしはね、大統領だよ。退屈していたところなんだ。お茶は出せないけれど、ゆっくりしていくといいよ」目にしたすべての鍵を開けずにはいられない衝動と、天才的な解錠技術をもつ少年キリエは、好奇心旺盛な妹ミドリカに連れられ禁断の「監獄砦」を訪れた。そして43もの鍵を開けて辿り着いた尖塔の最奥、不思議な檻の中で優雅に微笑み“大統領”と名乗る美女と出会う。彼女の檻は、どうしても開けられなかった。「鍵があれば、開けるだけ」―“大統領”の檻を開けることを少年が決めた夏、“失われたはずの力”が甦る。自分が何の鍵を開けようとしているのか、少年に考える間も与えずに…。 |
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出版社・メーカーコメント
「あの鍵を開けたい」。恋心にも似た衝動が、運命の扉を開く目にしたすべての鍵を開けてきた少年キリエは、禁断の「監獄砦」の最奥、鎖に縛られた檻の中で優雅に微笑む女性と出会う。なぜか開けられない檻。それを開けたいと少年が願った夏、失われたはずの力が甦った――