書店レビュー
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ほら・・・ そこに!
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- 大地堂・ラ・ラ・ルー店 (茨城県潮来市)
霊が視えるって、どんな風に視えるんだろう?怖い話は好きだけどテレビで見るときは目隠しした指の間から・・・。そんな“ちょっぴりホラー好き”のひとにはピッタリのコミックエッセイ。視える著者は彼ら(霊たち)を伝え、視えない読者は著者によって彼らを知ることができる。可愛いイラストでおもしろおかしく、そしてもちろん恐ろしく紹介されたこの本は、私たちと彼らの距離を少し縮めてくれるでしょう・・・ちょっと怖いけど。(hori)
(2010年6月20日)
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商品内容
要旨 |
実話ホラーコミックエッセイ。視える日々を綴った禍々しくも可笑しい実体験、全16篇。 |
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目次 |
伊藤三巳華の憑々草(なんとなくわかる桜の憂鬱 |
出版社・メーカーコメント
小さい頃にお化け団地で育った著者。半透明なおばけ乳母たちの英才教育を受け、お化けの世界を教えこまれたそうです。「幽霊ってホントにいるの?」とよく聞かれ、正直、「います」とははっきりいえないという。「いる」とは言い切れないけれど、視えて、聞こえて、話して・・・と三巳華さんの日常の中でごく自然にありうる風景を描いのが本作品。三巳華さんいわく、「自分はホラー好き=幽霊好きというわけではありませんが、幽霊達のみせる「人間らしさ」に、「怖い、悪い」だけの存在とは思えない部分があります。書くことで幽霊たちが浄化につながれば、という思いで描いています」。