• 本

視えるんです。

出版社名 メディアファクトリー
出版年月 2010年5月
ISBNコード 978-4-8401-3408-8
4-8401-3408-1
税込価格 968円
頁数・縦 205P 21cm
シリーズ名 視えるんです。

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • ほら・・・ そこに!

    霊が視えるって、どんな風に視えるんだろう?怖い話は好きだけどテレビで見るときは目隠しした指の間から・・・。そんな“ちょっぴりホラー好き”のひとにはピッタリのコミックエッセイ。視える著者は彼ら(霊たち)を伝え、視えない読者は著者によって彼らを知ることができる。可愛いイラストでおもしろおかしく、そしてもちろん恐ろしく紹介されたこの本は、私たちと彼らの距離を少し縮めてくれるでしょう・・・ちょっと怖いけど。(hori)

    (2010年6月20日)

商品内容

要旨

実話ホラーコミックエッセイ。視える日々を綴った禍々しくも可笑しい実体験、全16篇。

目次

伊藤三巳華の憑々草(なんとなくわかる桜の憂鬱
水びたしの足音
妖精は、いる
彼の人も知る旅情
三上君の数珠
たそがれジョニー
不謹慎な人柱
あの日、伊藤はハトだった
オラオラ様と宇宙人さん
すべての姑獲鳥たちへ捧ぐ)
憑々草実話系(寡黙な銀杏の思うところ
憑々草出張編 怪談シスターズの巻)
ほんとにあった愉怪な話(きゃぴきゃぴ楠
今夜も君と
五分刈りのエロ
ファインディング・ブルーアイズ)
お転婆巫女とお祭り狐

出版社・メーカーコメント

小さい頃にお化け団地で育った著者。半透明なおばけ乳母たちの英才教育を受け、お化けの世界を教えこまれたそうです。「幽霊ってホントにいるの?」とよく聞かれ、正直、「います」とははっきりいえないという。「いる」とは言い切れないけれど、視えて、聞こえて、話して・・・と三巳華さんの日常の中でごく自然にありうる風景を描いのが本作品。三巳華さんいわく、「自分はホラー好き=幽霊好きというわけではありませんが、幽霊達のみせる「人間らしさ」に、「怖い、悪い」だけの存在とは思えない部分があります。書くことで幽霊たちが浄化につながれば、という思いで描いています」。

著者紹介

伊藤 三巳華 (イトウ ミミカ)  
1977年、東京都生まれ。マンガ家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)