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フランス流テロとの戦い方 全仏370万人「私はシャルリ」デモの理由

ワニブックス|PLUS|新書 135

出版社名 ワニ・プラス
出版年月 2015年4月
ISBNコード 978-4-8470-6080-9
4-8470-6080-6
税込価格 913円
頁数・縦 223P 18cm

商品内容

要旨

2015年1月7日、フランスの風刺週刊誌「シャルリ・エブド」の社屋が編集会議のタイミングでテロリストに襲撃された。後に兄弟だとわったテロリストは「アラビア半島のアルカイダ」との関連が判明。そして、ほぼ同時にユダヤ系のスーパーに人質を取って立てこもったテロリストはイスラム国との関連を明言した。北アフリカなどからの移民を数多く抱え、イスラム国や反シリア勢力に参加する若者が後を絶たないフランスは、これまでもテロに悩まされ続けてきた歴史を持つ。そして、そのテロとの対峙の仕方に、フランスという「国のかたち」が見える、とフランスで21年間ジャーナリストとして活動してきた著者は指摘する。そこで、テロと無縁とは言えなくなった日本が学ぶべきことはあるのか。

目次

第1章 フランスの「九月十一日」(二つのテロ事件が同時発生
三人のテロリスト
「シャルリ・エブド」はなぜ、狙われたのか)
第2章 フランスの「国のかたち」(「私はシャルリ」
テロの予兆
移民大国フランス
テロの歴史と反テロ法)
第3章 テロとの戦い(「私はシャルリではない」
出発するテロリスト志願者
硬軟両用の戦い)

おすすめコメント

自由・平等・博愛」の国フランスはテロとどう対峙しているのか、その現場を前産経新聞パリ支局長が緊急ルポ。

著者紹介

山口 昌子 (ヤマグチ ショウコ)  
ジャーナリスト。1969〜1970年、フランス政府給費留学生としてパリ国立ジャーナリスト養成所(CFJ)で学ぶ。産経新聞入社後は教養部、夕刊フジ、外信部次長、特集部編集委員を経て、1990年から2011年まで21年間にわたってパリ支局長を務める。1994年、ボーン・上田記念国際記者賞を受賞。2013年にはレジョン・ドヌール勲章シュヴァリエを受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)