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三国志 研究家の知られざる狂熱

ワニブックス|PLUS|新書 289

出版社名 ワニブックス
出版年月 2020年3月
ISBNコード 978-4-8470-6638-2
4-8470-6638-3
税込価格 935円
頁数・縦 215P 18cm

商品内容

要旨

三国志研究家は、何を「問題」と考え、何を「研究」しているのか120以上の論文を書き上げた第一人者が徹底解説。

目次

第1章 『三国志』にもいろいろある(横山光輝『三国志』
吉川英治『三国志』
『三国志演義』
陳寿『三国志』
蜀漢政権論)
第2章 三国志研究家の狂熱(唯物史観と清流豪族論
儒教国家論
名士論
貴族制論)
第3章 三国志の諸相と魅力(関帝信仰
建安文学
鄭玄と王肅
邪馬台国)

おすすめコメント

「劉備が諸葛亮に遺した遺言が、しっくりこない!」三国志研究家は、何を「問題」と考え、何を「研究」しているのか?120以上の論文を書き上げた第一人者がその知られざる“裏側”と“狂熱”を徹底解説。■まったくあたらしい視点で三国志を知る・楽しむ! 三国志ファン垂涎の一冊。・『三国志』『三国志演義』の新たなる考察・劉備は諸葛亮を信頼していなかった!?・陳寿『三国志』には、劉備が母のためにお茶を買うシーンはない・?統、馬良、蒋?は地縁で優遇された・曹操は儒教を崩壊させるために「文学」を宣揚した・司馬懿は夏休みの宿題のような詩をつくった・孫権が張昭を屈服させられなかった理由・魯肅は経済資本を周瑜に与えて「名士」となった・「乱世の姦雄」「臥龍」など人物評語が与えられた理由 etc.

著者紹介

渡邉 義浩 (ワタナベ ヨシヒロ)  
1962年東京生まれ。筑波大学大学院歴史・人類学研究科博士課程修了。文学博士。現在、早稲田大学理事・文学学術院教授。大隈記念早稲田佐賀学園理事長。三国志学会事務局長。専門は古典中国学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)