• 本

道路整備事業の大罪 道路は地方を救えない

新書y 220

出版社名 洋泉社
出版年月 2009年8月
ISBNコード 978-4-86248-436-9
4-86248-436-0
税込価格 836円
頁数・縦 221P 18cm

商品内容

要旨

道路先進国となった今も止まらない道路整備事業。だが、道路が地方を豊かにする時代はもう終わっている。道路整備を進めたことで人口流出が進んだ過疎村、近隣の大都市に商圏をとられる中小都市、バイパスをつくればつくるほど増える渋滞、財政も家計も圧迫する自動車依存のライフスタイル…。それら負の側面を豊富な実例によって明らかにしつつ、世界で進む脱自動車・脱道路の潮流を紹介する。

目次

第1章 日本はすでに道路先進国のトップ・グループ
第2章 いつまで続くムダな道路整備
第3章 道路が地方を救えない理由
第4章 道路がもたらす八つの弊害
第5章 道路整備にノーを突きつけたからこそにぎわう
第6章 道路に依存しないことが再生のチャンス

著者紹介

服部 圭郎 (ハットリ ケイロウ)  
明治学院大学経済学部経済学科准教授。1963年東京都生まれ。東京大学工学部卒業、カリフォルニア大学バークレイ校環境デザイン学部大学院修士課程修了。2009年4月からドルトムント工科大学客員教員。専門は都市・地方計画、都市デザイン、フィールドスタディ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)