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シェーンベルクと若きウィーン

出版社名 アルテスパブリッシング
出版年月 2024年11月
ISBNコード 978-4-86559-300-6
4-86559-300-4
税込価格 3,740円
頁数・縦 309P 21cm

商品内容

要旨

カフェでの集会、殴り合い、差別と迫害、新聞沙汰―。「音楽の革命」の真実を膨大な資料と図像で描く比類なきドキュメント!

目次

第1章 若きウィーンの音楽家と音詩人たち
第2章 若きウィーンの円卓
第3章 「カフェハウスでは文学をめぐって殴り合った」
第4章 若きウィーンの演劇とコンサート
第5章 「反ユダヤ主義の中心地」
第6章 アーノルト・シェーンベルクとカール・クラウス
第7章 アーノルト・シェーンベルクとアドルフ・ロース
第8章 アーノルト・シェーンベルクとヘルマン・バール
第9章 ある若きウィーン人は創作する

著者紹介

ムクセネーダー,テレーゼ (ムクセネーダー,テレーゼ)   Muxeneder,Therese
ザルツブルク・モーツァルテウム音楽大学でヴァイオリン、ザルツブルク大学で音楽学ならびにドイツ文学を学ぶ。ザルツブルク、国際モーツァルテウム財団司書(1993‐97)につとめたのち、1997年よりアーノルト・シェーンベルク・センター、ウィーンにてコレクションを管理するかたわら、著述家、編集者、展覧会キュレーターとして活躍。ウィーン国立音楽大学非常勤講師
阿久津 三香子 (アクツ ミカコ)  
東京学芸大学大学院教育学研究科修士課程修了。国費派遣留学(ドイツ、ハイデルベルク大学)。明治学院大学大学院文学研究科博士前期・後期課程修了(博士、芸術学)。DAAD「独日韓大学間提携事業助成金」によりワイマール、バウハウス大学短期ドイツ語研修(2010、2012)。日本音楽学会会員、日本アルバン・ベルク協会会員
樋口 〓一 (ヒグチ リュウイチ)  
1946年、東京生まれ。音楽学者、指揮者。DAAD奨学生としてドイツ留学。『新バッハ全集』1/34の校訂でテュービンゲン大学哲学博士。明治学院大学名誉教授。明治学院バッハ・アカデミー芸術監督。元国際音楽学会(IMS)副会長、音楽三田会会長、日本アルバン・ベルク協会会長。京都音楽賞研究評論部門賞、辻荘一賞、テオドル・ベルヒェム賞受賞。1998年、ウィーン大学客員研究員。創立時のアーノルト・シェーンベルク・センターでシェーンベルクのバッハ資料を調査。2001年、明治学院大学で「シェーンベルク没後50年」展、国際シンポジウム「シェーンベルクと様々な伝統」を開催、“ピエロ・リュネール”演奏会を指揮、その功績により2002年、オーストリア学術芸術功労十字章を受章した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)