• 本

こころ朗らなれ、誰もみな

SWITCH LIBRARY 柴田元幸翻訳叢書

出版社名 スイッチ・パブリッシング
出版年月 2012年11月
ISBNコード 978-4-88418-430-8
4-88418-430-0
税込価格 2,640円
頁数・縦 397P 20cm

商品内容

要旨

誰よりもシンプルな言葉で、誰よりも深い世界を描く。新訳で贈る短篇集。ヘミングウェイの決定版19篇。

おすすめコメント

柴田元幸 翻訳叢書シリーズ第3弾 !!    名翻訳家、柴田元幸の選と訳により、アメリカを代表する作家、ヘミングウェイの決定版となる短篇集。戦争後遺症、釣り、男女の恋愛、旅など様々なテーマで70以上の短篇を残したヘミングウェイ。その中から、傑作と言われる「殺し屋たち」「清潔な、明かりの心地よい場所」、小説家ガルシア=マルケスが最も影響を受けたという「雨のなかの猫」、亡くなる直前に書かれた未完の「最後の原野」を含む19の短篇を収録。柴田元幸の新訳によって、これまでにない新しいヘミングウェイ像が浮かび上げる一冊    〈収録短篇〉 清潔な、明かりの心地よい場所/ インディアン村/ 殺し屋たち/ 死者の博物誌/ 君は絶対こうならない/ よその国で/ この世の首都/ よいライオン/ 闘う者/ 兵士の地元/ 雨のなかの猫/ ギャンブラー、尼僧、ラジオ/ 蝶と戦車/ 世界の光/ いまわれ身を横たえ/ こころ朗らなれ、誰もみな/ 心臓の二つある大きな川(第一部)/ 心臓の二つある大きな川(第二部)/ 最後の原野

著者コメント

二十世紀なかばから後半にかけてアメリカで作家になろうとした人たちのとって、ヘミングウェイの書き方をまったく意識しないことはおよそ不可能だった。......そういった影響力で考えると、むろん長篇も大事ではあれ、ヘミングウェイの場合、決定的に重要なのはやはり短篇ではないかと思う。ヘミングウェイは誰よりもシンプルな言葉で、誰よりも深い世界を描く。 

著者紹介

ヘミングウェイ,アーネスト (ヘミングウェイ,アーネスト)   Hemingway,Ernest
1899年、イリノイ州に生まれる。10代で赤十字社に入り、第一次大戦に従軍、北イタリア前線で負傷する。後にスペイン内戦や第二次大戦にも従軍記者として参加。パリやキーウエストを拠点に多くの長篇、短篇を残す
柴田 元幸 (シバタ モトユキ)  
1954年、東京に生まれる。東京大学教授、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)