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問題解決のためのファンクショナル・アプローチ入門

出版社名 ディスカヴァー・トゥエンティワン
出版年月 2010年8月
ISBNコード 978-4-88759-832-4
4-88759-832-7
税込価格 1,760円
頁数・縦 237P 19cm

商品内容

要旨

視点を変えよ、本質に迫れ。点字ブロック、社内規程、スポーツクラブ、Twitter、道路拡幅工事、学校教育etc…10年間で2000億円のコスト削減を実現した話題の改善士が、日常の風景やビジネスを題材に「思考のヒント」を教えます。

目次

1 タウン編(点字ブロックに見る顧客満足
街のカフェをファンクショナルに分析する
ウォークマンが30年以上も売れている理由
生産効率を上げる通勤スタイルを考察する)
2 オフィス編(「部長、ハンコください」の“意味”を考える
社内規程は「誰のため?」
マニュアル地獄の社員たち
会社のロゴマークは「何のため?」
「ホウレンソウ」で作業効率は上がったか?)
3 プライベート編(活用しきれていない家電のファンクション
ファンクショナルではない「リビング」は要らない
資格取得マニアの気持ちを考えてみる
フェイスブックとツイッター
人はなぜスポーツクラブに通うのか?)
4 パブリック編(不案内な案内図
学校教育と企業内人材開発
道路拡幅工事のジレンマ
河川改修からビジネスのヒントをつかむ)

出版社・メーカーコメント

学校では教えてくれない 思考のヒント! 「情熱大陸」(毎日放送系列、2010.3.7.OA)で話題騒然の改善士・横田尚哉。 点字ブロックやヘアドライヤー、カフェといった日常の風景から、社内規程、Twitter、 そして著者が専門とする道路拡幅工事や河川改修まで、世の中のあらゆる事象を、 「それは誰のため?」「何のため?」というファンクショナル(機能、効用、はたらき、意図)な視点から思考していく一冊。 ファンクショナル・アプローチとは、アメリカのGE社で誕生し、日米の製造業を中心にVA(Value Analysis) あるいはVE(Value Engineering)という方法論として広まり、そして今でも使われ続けている思考法です。 理論を体系的に紹介した前著『ワンランク上の問題解決の技術《実践編》』に対して、 本書『問題解決のためのファンクショナル・アプローチ入門』は身のまわりの18の事例を通じて本質に迫っていきます。 著者の横田氏は10年間で1兆円を超える公共事業を扱い、ファンクショナル・アプローチにより2千億円以上のコスト削減策を導きだしました。 そして、1万人を超える関係者にこの思考法を伝えてきました。 いまや、公共事業では知らない人がいないくらいに普及しています。 現在は企業に対して経営の改善を目的に、企業単位でこの思考法を教育し、伝授しています。 業界や業種を選ばず、適用できる手法として働きかけを始めています。 「これは誰のためなのだろうか?」 「これは何のためなのだろうか?」 そう考えることから始めていきます。このような見方を繰り返していくと、少しずつ思考の枠組みが変わっていきます。思考が訓練されていきます。 カタチにとらわれていた思考を変え、意識を変え、あなた自身を変え、周りを変えていきましょう。

著者紹介

横田 尚哉 (ヨコタ ヒサヤ)  
株式会社ファンクショナル・アプローチ研究所代表取締役社長。顧客サービスを最大化させる経営改善コンサルタント。世界最大企業・GE(ゼネラル・エレクトリック)の価値工学に基づく改善手法を取り入れ10年間で総額1兆円の公共事業改善に乗り出し、コスト縮減総額2000億円を実現させる。また阪神大震災時には倒壊した道路設計に通常半年かかるところを、寝ずの解析を繰り返したった2ヶ月で復興させた功績が称えられ土木分野における最高名誉賞となる「田中賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)