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法師になりきれなかった兼好の徒然草

出版社名 明徳出版社
出版年月 2010年11月
ISBNコード 978-4-89619-786-0
4-89619-786-0
税込価格 3,850円
頁数・縦 577P 22cm

商品内容

要旨

少年の日の癒し難い精神の苦痛を救ったのは徒然草だった。半世紀以上を経て思い出深いこの書に挑み、兼好を現代に迎え、少年時代に戻り、作品の多様な世界と自由自在な兼好の人物・精神を、独断を恐れず熱く語った出色の徒然草私記。

目次

つれづれなるままに
いでや、この世に生れては
よろづにいみじくとも
後の世の事、心に忘れず
不幸に愁へに沈める人の
わが身のやんごとなからん
あだし野の露消ゆる時なく
世の人の心まどはす事
女は髪のめでたからんこそ
家居のつきづきしく〔ほか〕

著者紹介

矢吹 邦彦 (ヤブキ クニヒコ)  
1940年、石川県加賀市塩屋生まれ。本籍、鳥取県日野郡阿毘縁。京都大学文学部社会学科卒。企業生活35年、(株)イトーキ統括本部長の職を最後に、乞われて、山田方谷の故郷・岡山の吉備国際大学の教壇に立つ。教授生活8年をもって定年退職。現在、西宮市に在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)