七面鳥 山、父、子、山
| 出版社名 | リトルモア | 
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| 出版年月 | 2021年3月 | 
| ISBNコード | 
													978-4-89815-537-0
													 (4-89815-537-5)  | 
											
| 税込価格 | 1,980円 | 
| 頁数・縦 | 283P 20cm | 
商品内容
| 要旨 | 
												 「ぼく」は息子が生まれて、いろんなことを思い出した。そうだ、ぼくはずっとカリフラワーを七面鳥だと信じていたんだ。ビルも地下も歩道橋もない、広島の林業の町に生まれたぼく。力も気も胃も弱い。父親・フミヤアキは、酒を飲んで運転し、カープが負ければ家中のものを捨て、「早うせい」が口癖。「そとづら」だけはいい。デコトラで、スナックで、家業の乾物屋で、スキー大会で、野球場で、運動会で、結婚式場で、パリで…。四歳、九歳、十九歳、三十八歳の4章で綴られる、子と父の物語。  | 
										
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出版社・メーカーコメント
思い出の中で、ぼくはデコトラに揺られている。ハンドルを握る父は、ムード歌謡を裏声で歌っていた。四歳、九歳、十九歳、三十八歳の四章で綴る、ぼくと父の39年。父や母、一番近くにいた人とのくすぐったい記憶がよみがえる、親子小説の傑作!レ・ロマネスクTOBI、書き下ろし初小説。[あらすじ] 「ぼく」は息子が生まれて、いろんなことを思い出した。そうだ、ぼくはずっとカリフラワーを七面鳥だと信じていたんだ。 ビルも地下も歩道橋もない、広島の林業の町に生まれたぼく。力も気も胃も弱い。父親・フミャアキは、酒を飲んで運転し、カープが負ければ家中のものを捨て、「早うせい」が口癖。「そとづら」だけはいい。デコトラで、スナックで、家業の乾物屋で、スキー大会で、野球場で、運動会で、結婚式場で、パリで……。四歳、九歳、十九歳、三十八歳の四章で綴られる、子と父の物語。