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広場

CUON韓国文学の名作 001

出版社名 クオン
出版年月 2019年9月
ISBNコード 978-4-904855-83-6
4-904855-83-3
税込価格 2,200円
頁数・縦 269P 18cm

商品内容

要旨

朝鮮半島にある二つの国家。朝鮮戦争停戦後、釈放捕虜となった李明俊は、腐敗した南に留まることも硬直した北への帰還も拒み、第三国行きを希望するが―。分断された社会の本質に迫り、その対立の狭間で葛藤し続ける人間を描いた、世紀を越えて読まれるロングセラー小説。

著者紹介

崔 仁勲 (チェ イヌン)  
1934年(公式な出生記録では1936年)、咸鏡北道会寧に生まれる。ソウル大学法学部中退。1959年「グレイ倶楽部顛末記」と「ラウル伝」が『自由文学』で推薦され、小説家として認められた。1977年から2001年5月までソウル芸術大学文芸創作科教授として在職し、作品執筆と後進養成に力を尽くした。東仁文学賞(1966)、韓国演劇映画芸術賞戯曲賞(1977)、中央文化大賞芸術部門奨励賞(1978)、ソウル劇評家グループ賞(1979)、怡山文学賞(1994)などを受賞。2018年7月23日没
吉川 凪 (ヨシカワ ナギ)  
大阪生まれ。新聞社勤務を経て韓国に留学、仁荷大学国文科大学院で韓国近代文学を専攻。文学博士。金英夏『殺人者の記憶法』で第四回日本翻訳大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)