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「助けて」と言える社会へ 性暴力と男女不平等社会

出版社名 西日本出版社
出版年月 2023年5月
ISBNコード 978-4-908443-80-0
4-908443-80-7
税込価格 1,980円
頁数・縦 245P 19cm

商品内容

目次

第1章 追い込まれる女性たち(女性を直撃したコロナ禍―DVとその実態
ドメスティックバイオレンス(DV)とは何か
コロナ下で増加するDV相談と「DV相談プラス」
DV被害者の支援)
第2章 性暴力被害者支援のために(「性暴力救援センター日赤なごやなごみ」の設立
長江美代子さんのお話
片岡笑美子さんのお話
なごみの活動からわかったこと
女性のための女性による相談会
共依存という問題)
第3章 三万八三八三件の被害者から見えてきた性暴力の実態(性暴力とは何か
ある性被害者の証言
アンケート調査の結果から見えてきたこと
刑法の改正と今後
強姦神話と不十分な被害者への支援
声を上げた被害者たちによって変化が始まっている)
第4章 職場における性暴力(セクシャル・ハラスメントの規制
増える就活セクハラ
実態調査の結果から見えてきたこと
NHKのアンケート調査の結果から見えたこと
男性の被害者の経験から見えてくるもの
セクハラは男性問題)
第5章 男女不平等社会とDV・性暴力(平成は失われた時代だったのか
コロナ禍が浮き彫りにした男女不平等社会日本
性被害による社会的・経済的損失
幼少期の被害がその後に与える深刻な影響
「助けて」と言える社会へ)

著者紹介

大沢 真知子 (オオサワ マチコ)  
日本女子大学名誉教授。専門は労働経済学、女性キャリア研究。日本ペンクラブ女性作家委員会委員。東京都女性活躍推進会議専門委員。南イリノイ大学経済学部博士課程修了。Ph.D(経済学)。コロンビア大学社会科学センター研究員。シカゴ大学ヒューレット・フェロー、ミシガン大学ディアボーン校助教授、亜細亜大学助教授・教授を経て日本女子大学人間社会学部現代社会学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)