商品内容
要旨 |
中国西北部の高原地帯に位置し、「遙かに遠い場所」と称される青海省。かの地で伝承されてきた漢民族の葬送習俗は、文化大革命の時代に「封建迷信」として否定されるも後に復活し、政府が火葬を推奨する現在も、土葬を基本とした旧来の姿を保っている。独自の葬礼を支えてきた漢民族の死生観や社会構造を、丁寧な「田野調査」(フィールドワーク)から明らかにする。死者と生者の民俗学。 |
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目次 |
序章 先行研究と本研究の課題 |