• 本

中世村落の文書と宮座

出版社名 小さ子社
出版年月 2023年1月
ISBNコード 978-4-909782-17-5
4-909782-17-6
税込価格 14,300円
頁数・縦 550P 22cm

商品内容

要旨

史料を博捜し、村落文書・地下文書と中世村落の祭祀・運営組織である村落宮座とを関連付けて論じることで、中世村落の姿とその類型を明らかにする壮大な研究。村落内部文書の希少性と村落類型・宮座類型との関連について検討し、小領主(地侍・士豪)の作成した地下内部文書により運営される名主座村落こそが、中世村落の大多数を占める一般的な村落形態であったことを示す。

目次

序章 本書の目的と構成
第1部 村落文書(村落定書の諸相
売券と地域社会
中世村人の署判)
第2部 村落宮座(宮座と家
名主座の諸相
小領主と宮座)
第3部 村落神話と宮座儀礼(村落神話の諸相
宮座の歩射儀礼
宮座の唐菓子神饌)
終章 村落内部文書と名主座村落

著者紹介

薗部 寿樹 (ソノベ トシキ)  
1958年東京都品川区生まれ。現在、山形県立米沢女子短期大学副学長・教授。博士(文学)(筑波大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)