統治するのはだれか アメリカの一都市における民主主義と権力
出版社名 | 行人社 |
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出版年月 | 1988年 |
ISBNコード |
978-4-905978-31-2
(4-905978-31-9) |
税込価格 | 4,180円 |
頁数・縦 | 420,16P 20cm |
商品内容
要旨 |
「ほとんどすべての成人が投票はするが、知識、富、社会的地位、役職への接近および他の資源は不平等にしか配分されていない政治制度にあっては、誰が実際に統治しているのだろうか。」著者がこの、厳粛かつ基本的な問題の解明のため調査対象として選んだニューヘブンは、多くの点でアメリカ合衆国における都市の典型であった。2年間の予備研究と、さらに2年間の市民面接を始めとする追跡調査に続く資料の集計、分析―慎重にして忍耐強い作業は、やがて当初の目的をかなえて余りある豊富な情報をもたらしたが、かくまで手応えのある調査研究はかつてなかったことであり、将来もめったにないことであろう。候補者指名、都市再開発、公教育などの身近な問題にわれわれはどのようにかかわっているのか。長期間にわたる綿密な追跡調査によって、いま、民主主義の実際を明らかにしようとする。本邦初訳。 |
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目次 |
ニューヘブンにおける平等と不平等(寡頭制から多元主義へ |