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日本の童貞

文春新書 316

出版社名 文藝春秋
出版年月 2003年5月
ISBNコード 978-4-16-660316-9
4-16-660316-7
税込価格 821円
頁数・縦 269P 18cm

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商品内容

要旨

女性からは「オタクっぽい」「不潔」と蔑まれ、医学者からは「包茎だから」「パーソナリティが未発達」と病人扱い。初体験を済ませたら一刻も早く忘れ去りたい、そして未経験なら隠していたい―だが、そんな「童貞」も一九二〇年代にはカッコいいと思われていた。戦前から戦後にかけての童貞にまつわるイメージの変遷のなかに、恋愛とセックスが強固に結びつき、男が女によって値踏みされるようになった日本社会の、性観念の変化を読みとる。

目次

第1章 「新妻にささげる贈り物」としての童貞―一九二〇年代の学生たち
第2章 童貞のススメ―男の性の問題化と医療化
第3章 貞操の男女平等の暗面―「花柳病男子拒婚同盟」への反応
第4章 女の童貞、男の童貞―「童貞」という言葉の変遷
第5章 「恥ずかしいもの」としての童貞―戦後の雑誌言説
第6章 シロウト童貞というカテゴリー―「恋愛の自由市場」の一側面
第7章 「やらはた」の誕生―童貞喪失年齢の規範化
第8章 マザコン・包茎・インポ―童貞の病理化
第9章 「童貞は見てわかる」―童貞の可視化
第10章 童貞の復権?

おすすめコメント

昔はカッコイイと礼賛され、今では恥ずかしいと蔑まれる。価値観の変化から見えてくる日本人の「性」とは?

著者紹介

渋谷 知美 (シブヤ トモミ)  
1972年大阪市生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学(教育社会学専攻)。現在、早稲田大学教育学部非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)