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現代思想の源流 マルクス ニーチェ フロイト フッサール 新装版

現代思想の冒険者たちSelect

出版社名 講談社
出版年月 2003年6月
ISBNコード 978-4-06-274351-8
4-06-274351-5
税込価格 1,650円
頁数・縦 397P 19cm

商品内容

要旨

二つの世界大戦、アウシュヴィッツと収容所群島、民族紛争・環境破壊―。自由と人権、合理主義と近代科学を理想とした輝かしい“近代”は、なぜ流血と破壊の二十世紀に成り下がってしまったのか。その問題を根源から考える批判と反省の営みが「現代思想」。私=同一性とは何か、客観世界は実在するのか。我々はどこへ行くのか。現代思想は、デカルト以来の近代の知の、何を継承し何を廃棄すべきかを問いつめる。

目次

プロローグ 四人の偉大な思索者
第1部 マルクス―神話的幻想を超えて
第2部 ニーチェ―力への意志のモルフォロギー
第3部 フロイト―意識のブラックホール
第4部 フッサール―身体の大地のアルケオロジー
エピローグ 新しい時代の知的生産のために

出版社
商品紹介

理想の時代はなぜ血に染まったか。人間の闇を照らし出すマルクス、ニーチェ、フロイト、フッサールの思想を説き明かす。

出版社・メーカーコメント

巨匠4人が切り拓いた20世紀知の地平とは二つの世界大戦に今も続くテロと地域紛争。理想の時代はなぜ血に染まったか。人間の闇を照らし出すマルクス、ニーチェ、フロイト、フッサールの思想を説き明かす

著者紹介

今村 仁司 (イマムラ ヒトシ)  
1942年生まれ。京都大学大学院博士課程修了。専攻は社会思想史。現在、東京経済大学教授
三島 憲一 (ミシマ ケンイチ)  
1942年生まれ。東京大学大学院修士課程修了。専攻は社会哲学、ドイツ思想史。現在、大阪大学教授
鷲田 清一 (ワシダ キヨカズ)  
1949年生まれ。京都大学大学院博士課程修了。専攻は哲学、倫理学。現在、大阪大学教授
野家 啓一 (ノエ ケイイチ)  
1949年生まれ。東京大学大学院博士課程中退。専攻は科学哲学。現在、東北大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)