本書は、介護保険制度のもとで介護福祉の専門職としてのケアワーカー（介護福祉士）がいかに他領域の専門職と連携を図り、より「質」の高い介護福祉サービスを提供できるか、その理論と実践を確立することを目的とした。

第１部　ケア論について（ケア論について
ケアワーク―その概念と課題
ケアワークの展開　ほか）
第２部　介護保険制度の「検証」と高齢者ケア（わが国の介護保険制度に影響を及ぼしたドイツ介護保険制度の功罪
介護保険制度と医療法の関連性
介護保険制度の「検証」　ほか）
第３部　海外における高齢者ケア事情（オランダの医療保障制度と介護保障の現状
ドイツ介護保険制度とケアサービス
デンマークにおけるケアサービス　ほか）