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年金をとりもどす法

講談社現代新書 1764

出版社名 講談社
出版年月 2004年12月
ISBNコード 978-4-06-149764-1
4-06-149764-2
税込価格 756円
頁数・縦 195P 18cm

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商品内容

要旨

お粗末きわまりない公的年金を放置してきた責任は、政治家と、厚生労働省や社会保険庁の役人にある。ネズミのように逃げ出す前に、みずからが責任を全うできない制度を国民に押しつけてきたために深刻なところにまで立ち至ってしまった矛盾を解決することが、先決のはずではないか。このような無責任な連中に対抗するためには、理論武装が必要である。本書は、読者がいままで汗水垂らして働いて得た給料から強制的に天引きされた「年金掛金」を、年金官僚の手から少しでもとりもどす戦術を授ける指南書である。

目次

第1章 日本の年金はなぜダメなのか(年金制度はなぜダメなのか
社会保険庁はなぜダメなのか)
第2章 年金官僚と折衝する法(年金相談で損をしない法
自分の年金を知ろう)
第3章 年金をとりもどす五つの戦略(働き方・加入の仕方でとりもどす
保険料の納め方でとりもどす
期間や支給要件の特例を知ってとりもどす
結婚や離婚でとりもどす
手続きや申立てのしかたでとりもどす)
第4章 日本の年金Q&A(制度のQ&A
実用のQ&A
もしものときのQ&A)
第5章 日本の公的年金制度改革私案(最低保障年金制度を創設せよ
公的年金改革私案)

おすすめコメント

矛盾した制度に負けない「理論武装」を こうしたお粗末きわまりない公的年金を放置してきた責任は、政治家と、厚生労働省や社会保険庁の役人にある。ネズミのように逃げ出す前に、みずからが責任を全うしない制度を国民に押しつけてきたために深刻なところまで立ち至った矛盾を解決することが、鮮血のはずではないか。 このような無責任な連中に対抗するためには、理論武装が必要である。本書は、読者が今まで汗水垂らして働いて得た給料から強制的に天引きされた「年金掛金」を、年金官僚の手から少しでもとりもどす戦術を授ける指南書である。(中略) そして逃亡をはかる年金役人たちに、制度の矛盾になく国民の叫びを、筆者が代弁し少しでも訴えたいと思っている。――本書より

出版社・メーカーコメント

私たちはこんなに年金をもらい損ねている。複雑怪奇さゆえに、完全に把握している者は社会保険庁官僚でも五指に満たない年金制度。その1人が沈黙を破り、説明責任を果たさない役人を論破する術を明かす。

内容抜粋

本書「はじめに」より

国民のなかには、制度の正しい運用を知らされぬまま、門前払いを喰わされたり審査請求で敗れたりして、もらえるはずの年金をもらえず泣き寝入りしている人がどれだけいるかわからない。なにしろ、当の社会保険庁の官僚たちでさえ、複雑きわまる年金制度を完全には把握しきれていないのである。さらに昨今では、学生の障害無年金者や外国人の無年金者など、制度的な欠陥による無年金者が多数発生している。しかし、理不尽にも受給者の側は裁判を起こさなければ、こうした国の非を立証することができないのが現実である。本書は、こうした不公平を少しでもなくしたいとの思いで書かれたものである。一読されれば、社会保障のひとつの柱であるはずの公的年金が、わずかな運用の違いによってこんなにも「損得」が生じるほど不公平なものなのかと驚かれると思う。