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帝国海軍が日本を破滅させた 「日本の戦争」を徹底検証 下

ミッドウェーから太平洋戦争敗戦まで

Kobunsha Paperbacks 087

出版社名 光文社
出版年月 2006年7月
ISBNコード 978-4-334-93388-3
4-334-93388-2
税込価格 1,028円
頁数・縦 323P 19cm
シリーズ名 帝国海軍が日本を破滅させた

商品内容

要旨

日露戦争で陸軍と海軍が並列対等になって以降、海軍はひたすら自己拡大の道を歩み始める。アメリカを仮想敵国imaginary enemyとすることで、それに見合うだけの艦隊増強を推し進めたはいいが、日米戦争の可能性などまるで考えていなかった。そのため、真珠湾攻撃は、ほとんどまともな作戦すらない行き当たりばったりの戦闘だった。その結果、ミッドウェーでは惨敗を喫する。その後のガダルカナル、ニューギニアの戦闘では、必要な物資輸送もせず、敵の後方兵站ルートの破壊もしなかった。レイテ沖海戦では、栗田艦隊が信じられない敵前逃亡もしている。要は、海軍は「艦隊保全主義」という前時代的な妄想にとりつかれ、まともな戦いなどすることもなく、広い太平洋でいつも戦場から逃げ回っていただけなのである。それを誤魔化し、嘘の上塗りを繰り返し、陸軍に犠牲を強いて、そして日本は戦争に負けてしまった。これが、わが国が300万人の人命を失い、国土を焦土と化したあの戦争の紛れもない真実である。

目次

第8章 太平洋戦線の拡大
第9章 インド洋を棄てた愚かさ
第10章 ガダルカナルの戦い
第11章 米軍の本格反攻始まる
第12章 絶対国防圏の崩壊
第13章 太平洋方面の戦線崩壊
第14章 マリアナ沖海戦
第15章 大陸の戦い
第16章 フィリピンの戦い
第17章 硫黄島の戦い
第18章 沖縄の戦い

おすすめコメント

海軍は「艦隊保全主義」という前時代的な妄想にとりつかれ、まともな戦いなどすることもなく、広い太平洋でいつも戦場から逃げ回っていただけなのである。  それを誤魔化し、嘘の上塗りを繰り返し、陸軍に犠牲を強いて、そして日本は戦争に負けてしまった。これが、わが国が300万人の人命を失い、国土を焦土と化したあの戦争の紛れもない真実である。

著者紹介

佐藤 晃 (サトウ アキラ)  
1927年福岡県生まれ。陸軍士官学校61期生。大分経済専門学校卒。三井鉱山(株)、三井石油化学工業(株)に勤務し、1987年退職。以後、戦史研究に基づく執筆活動に入る。一貫して「陸軍悪玉、海軍善玉」史観を批判、日本の敗戦の真相を追究してきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)