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障害・病いと「ふつう」のはざまで 軽度障害者どっちつかずのジレンマを語る

出版社名 明石書店
出版年月 2006年8月
ISBNコード 978-4-7503-2391-6
4-7503-2391-8
税込価格 2,640円
頁数・縦 246P 20cm

商品内容

要旨

既存の障害者福祉の内容への違和感と、広義の軽度障害の問題を言語化。そして自らが障害や病いをもつ方が執筆することによって、当事者ゆえのリアリティを現出。

目次

序章 脱援助と、絶えざる言い換えの努力
第1章 社会における障害とは何か
第2章 軽度障害というどっちつがずのつらさ
第3章 知的障害のある人が地域生活をするための見方とかかわり―地域に根ざした支援に向けて
第4章 物語としての精神障害―本人の語りを中心に
第5章 顔に違いがあるということ―先天的な変形を中心にして
第6章 「実態」としての障害と「問題」としての障害―脳損傷による高次脳機能障害
第7章 軽度発達障害をめぐって
第8章 慢性の病気にかかるということ―慢性腎臓病者の「病いの経験」の一考察

著者紹介

田垣 正晋 (タガキ マサクニ)  
1975年生まれ。大阪府立大学人間社会学部社会福祉学科専任講師。社会福祉士。京都府立大学文学部卒業。京都大学大学院修士課程、博士後期課程修了、博士(教育学)。障害者心理学、同研究方法論、障害者福祉論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)