• 本

日本語のゆくえ

出版社名 光文社
出版年月 2008年1月
ISBNコード 978-4-334-97532-6
4-334-97532-1
税込価格 1,620円
頁数・縦 242P 20cm

商品内容

要旨

神話の時代から現代へ…、日本語表現を考える。

目次

第1章 芸術言語論の入口(芸術言語論までの道のり
表現転移論のポイント ほか)
第2章 芸術的価値の問題(価値論とはなにか
芸術言語の価値について ほか)
第3章 共同幻想論のゆくえ(国家とはなにか
「人間」を捨象した「政治と文学」論 ほか)
第4章 神話と歌謡(神話と朝廷
天皇制はどこへゆくか ほか)
第5章 若い詩人たちの詩(若手詩人の詩は「神話」に使えない
「無」に塗りつぶされた詩 ほか)

出版社
商品紹介

芸術を支えているものが言語である。著者の母校・東工大のビデオ講義を集大成し、現在の詩壇への新しいアプローチを試みた画期的書。

おすすめコメント

いまの若い人たちの詩を今度のようにがむしゃらに読んでみますと、全体の特徴としていえることは、「自然」がなくなっちゃっているということです。これを直接原因みたいにいうと誤解を生ずるわけですが、非常に遠い歴史というのをずっとたどって考えると、自然を失っているということ、自然がなくなっちゃったということについてどう対応していいのかわからなくなっている。これは若い人たちにとっては相当大きな問題なのではないかなという気がしました。(「第5章 若い詩人たちの詩」より)

著者紹介

吉本 隆明 (ヨシモト タカアキ)  
詩人・思想家。1924年、東京・月島生まれ。東京工業大学卒。詩集『固有時との対話』『転位のための十篇』などで詩人として出発する一方、文学者の戦争責任論で論壇に登場。以降、言語論、思想論など人間の全幻想領域への原理的、歴史的な解明に向かう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)