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くまとやまねこ

出版社名 河出書房新社
出版年月 2008年4月
ISBNコード 978-4-309-27007-4
4-309-27007-7
税込価格 1,404円
頁数・縦 1冊(ページ付なし) 19×24cm
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書店レビュー 総合おすすめ度: 全2件

  • ある日、突然、最愛の友だちである「ことり」を亡くしてしまった「くま」。悲しみに打ちひしがれ、暗く閉め切った部屋で、ひとり閉じこもっていた「くま」が、その悲しみを乗り越え、やがて新しい世界へと足を踏み出していく様子を描いた、再生の物語です。身近な人と過ごす日常が、いかに奇跡的で幸福なものであるか。普段「当たり前」だと思っていることは、決して当たり前ではないのだということに、この物語は気づかせてくれます。作者の湯本香樹実さんが、「ずいぶん長い時間をかけてできあがった絵本」と語る本作、ひとつひとつ、とても丁寧に大切に選ばれたのであろう言葉たちと、それらに添えられた酒井駒子さんの静謐な絵とがあいまって、観る者の心に静かに優しく染み込んできます。「くま」が「ことり」との出来事を思い返し、その姿を眼に浮かべる場面で、それまでモノクロだった絵に挿し込まれるピンク色がとても印象的です。全国の絵本屋さん1000人が選ぶ、第1回「MOE 絵本屋さん大賞」で第1位を獲得。子どもだけでなく、大人にもぜひ手に取ってもらいたい、とてもいとおしい1冊です。

    (2014年3月1日)

  • 絵本の美しさに引き込まれます

    子供はもちろんですが大人の方にも是非手に取って頂きたい絵本です。優しい文章はもちろんのこと、イラストもとても美しいです。白と黒と少しのピンク。この3色でかな悲しさも嬉しさも見事に表現してあります。読後は優しい気持ちに浸って下さい。(hori)

    (2010年5月25日)

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商品内容

文学賞情報

2009年 第40回 講談社出版文化賞・絵本賞受賞
2008年 第1回 MOE絵本屋さん大賞受賞

要旨

突然、最愛の友だち・ことりをなくしてしまった、くま。くらくしめきった部屋に、ひとり閉じこもっていたくまが、やがて見つけた、あたらしい時のかがやき。感動の絵本。

目録情報

最愛の友だちをなくして部屋に閉じこもる,くま。だが花咲く時は訪れて……。感動の絵本。(ヤングアダルト図書総目録より)

出版社
商品紹介

だって、ぼくたちは ずっとずっといっしょなんだ――友だちをなくして哀しみに閉じこもるくま。だが花咲く時は、訪れて…。感動の絵本。

おすすめコメント

【1】じーん(‐。‐)〜【2】親友/死/出会い【3】8才【4】8分【5】48ページ【6】190×240mm【7】大事な親友「ことり」を失くしたくまの心の痛みは、誰も代わってあげることはできません。忘れて乗り越えるよう諭される場面に胸が締めつけられます。やがて小さな出会いがあり、希望の芽が少しずつ…。酒井駒子さんの優しい絵とともに、心洗われる絵本です。(読み聞かせにオススメ)

著者紹介

湯本 香樹実 (ユモト カズミ)  
1959年東京都生まれ。東京音楽大学音楽学部卒業。小説『夏の庭―The Friends―』で日本児童文学者協会新人賞、児童文芸新人賞を受賞。同作品は十ヵ国以上で翻訳され、ボストン・グローブ=ホーン・ブック賞、ミルドレッド・バチェルダー賞などを受賞。絵本の翻訳も手がける
酒井 駒子 (サカイ コマコ)  
1966年兵庫県生まれ。東京芸術大学美術学部卒業。2004年『きつねのかみさま』(作:あまんきみこ)で日本絵本賞、2005年『金曜日の砂糖ちゃん』でブラティスラヴァ世界絵本原画展金牌、2006年『ぼくおかあさんのこと…』でフランスでPITCHOU賞、オランダでZilveren Griffel賞(銀の石筆賞)を受賞。本の装画・挿絵でも活躍する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)