• 本

告白

出版社名 双葉社
出版年月 2008年8月
ISBNコード 978-4-575-23628-6
4-575-23628-4
税込価格 1,512円
頁数・縦 268P 20cm
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第1章 聖職者A
第1章 聖職者@
 

書店レビュー 総合おすすめ度: 全6件

  • デビュー作にしてたちまち10万部を突破したベストセラー作品!一人語りのやわらかな文体からは想像できないような、内容に私たちは引き込まれてしまいます。ある書店員は言います。「読んで以来、怖くて牛乳が飲めなくなった」、と。

    (2014年3月12日)

  • 一話ごとに加速するスピード感がたまらない

    一話一話キチンと落としどころに落とされ…
    一話一話読み繋げていくと活字の裏側まで推理してしまう…
    (気持ちの高揚を落ち着けるには)「読み続けてしまう以外は方法がない」
    本当によくできた一冊です。
    一話目に乗り込んでしまったら…覚悟を決めて下さい。(ひ)

    (2009年5月28日)

  • 2009年本屋大賞1位

    遅ればせながらですが2009年本屋大賞1位を受賞した作品を読みました。物語は女教師の衝撃的な告白から始まりますが、何も予備知識がない私はこの小説は当初ショートショートなのかと思っておりました。第一話(第一章)を読み終わってそっかぁそっかぁ、悲しい復讐劇だなぁ。等と思いつつ読み続けると話が続いていたことにまずびっくり。そして世間様では賛否分かれているらしい物語の結末にまたびっくり(ちなみに私は有り派です)。最後はあまりに世界に入りすぎて読みすぎたため缶ビールがとても飲めたものではないぬるさになっていることに読後びっくり。恐るべし新人の湊かなえワールドに是非浸かってみてください。



    (2009年5月17日)

  • 脅威の新人作家、現る!!

     まず第一章で語られる、辞職を控えた教師の告白がすごい。娘を殺した人間が、このクラスにいる。あらすじにもここまでは書かれており、一見すると推理小説なのかとも思うが、そうではない。数々の告白が時系列で行なわれ、1つの事件の裏側を克明に浮き上がらせる。章が進むにつれて明らかになる事件の真相と、そこに渦巻く登場人物の複雑な心情、そして次々に事態は展開していく。
     巧みなストーリー展開に対し、淡々と語られる様々な告白。それを見事にまとめあげ、読者の緊張感と早く読みたいという気持ちを駆り立てる技量には、感服させられる。

    (2009年1月31日)

  • 告白

    事故で娘を亡くした女性教師が、学校を辞める最後の日に、「このクラスの生徒に殺された」と教壇で言う。ショッキングな出だしに思わずのめりこんでしまう。モノローグ形式で進む展開が、一種異様な雰囲気をかもし出している。小説推理新人賞受賞を引っさげての話題作だが、中身は十分に賞とりに値している。これから目を離せない作家といえそうなので、まずはこのデビュー作から出会っておきたい仕上がりだ。異色の推理小説といえる。

    (2009年1月28日)

  • しばらく妙な苦々しさを引きずる…

    ひとつの事件を中心にして各章ごとに関係者の心理描写がされているこの作品。
    章が進むたびに現在の日本で起こっている事件の発端としてありえそうなリアルさを感じる。
    先入観と勘違い、自己満足が重なることで起こるたくさんの事件。
    「あの時しっかりと話をしていれば…。お互いのことを理解し合おうとしていれば…。きっとこんなことは起きなかったのではないか。」
    少年法、上辺だけのの自己満足教師、いじめ、モンスターペアレント、劣等感、親と子の交流の大切さ…。
    各章ごとに、今の世の中を考えさせられる様な現実味のある話の展開になっている。
    それなのに、最終章で一気に非現実的要素を含むのだから驚く。この最終章は必要なのか?『作り物の話』として終わらせるためには必要な章だろうが、第五章迄でも十分だと思う。現実感を無くすためには必要で、現実感を引きずらせるためには不要な気がする。
     学生や子供を持つ親、教職者には特に読んでもらいたい作品だと思っていたが、最終章に関しては「一読書家の方々がこれをどう感じたかを知りたい!みんな読んで!」という気持ちが強くなった。(真)

    (2008年11月18日)

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商品内容

文学賞情報

2009年 第6回 本屋大賞受賞

要旨

愛美は事故で死んだのではありません。このクラスの生徒に殺されたのです。第29回小説推理新人賞受賞。

出版社
商品紹介

わが子を亡くした女性教師が、終業式のHRで犯人である少年を指し示す。様々な人間の言葉が事件の真相を解き明かす。

おすすめコメント

我が子を校内で亡くした女性教師が、終業式のHRで犯人である少年を指し示す。ひとつの事件をモノローグ形式で「級友」「犯人」「犯人の家族」から、それぞれ語らせ真相に迫る。選考委員全員を唸らせた新人離れした圧倒的な筆力と、伏線が鏤められた緻密な構成力は、デビュー作とは思えぬ完成度である。

著者紹介

湊 かなえ (ミナト カナエ)  
1973年広島県生まれ。武庫川女子大学家政学部卒。2005年第2回BS‐i新人脚本賞で佳作入選。07年第35回創作ラジオドラマ大賞を受賞。同年「聖職者」で第29回小説推理新人賞を受賞し、『告白』がデビュー作となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)