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アメリカン・デモクラシーの逆説

岩波新書 新赤版 1277

出版社名 岩波書店
出版年月 2010年10月
ISBNコード 978-4-00-431277-2
4-00-431277-9
税込価格 821円
頁数・縦 229P 18cm

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商品内容

要旨

恐怖でがんじがらめの自由、負の連鎖にからめとられる公正、他人の心身までも規定してゆく多様性、空洞化してゆく民主主義…。建国の理念を生き抜こうとするアメリカ社会の足下で、さまざまな皮肉な“転倒状況”が起きている。この希有な社会で丹念にフィールドワークを重ねてきた著者が、その実像と向かう先を余すところなく検分する。

目次

第1章 アメリカン・デモクラシーの光と影(「回帰」という「変革」
もう一つの「回帰」
オバマイズム
ニューオリンズ再訪
逆説的な現実)
第2章 政治不信の根源(イラク開戦決議の日に
法人化される民主主義
溶解する二大政党
ゲーム化する選挙戦
包摂されるジャーナリズム)
第3章 セキュリティへのパラノイア(ゲーテッド・コミュニティ
メガチャーチ
第三世界化するアメリカ
カラーラインの政治学
恐怖の文化
オーディット文化
孤独な個人主義)
第4章 多様性の行き着く先(多様性の源泉
保守反動
左右の原理主義とその陥穽
多様性と市場主義)
第5章 アメリカニズム再考(強烈な自意識
帝国論
アメリカの省察
アメリカへの眼差し
もう一つの逆説)

著者紹介

渡辺 靖 (ワタナベ ヤスシ)  
1967年生まれ。ハーバード大学大学院博士課程修了(Ph.D.社会人類学)。オックスフォード大学シニア・アソシエート、ケンブリッジ大学フェローなどを経て、慶應義塾大学SFC教授。アメリカ学会常務理事。専門はアメリカ研究、文化政策論。日本学士院学術奨励賞受賞。単著―『アフター・アメリカ』(慶応義塾大学出版会、サントリー学芸賞、アメリカ学会清水博賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)