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結婚写真

小学館文庫 な12−1

出版社名 小学館
出版年月 2010年11月
ISBNコード 978-4-09-408563-1
4-09-408563-7
税込価格 576円
頁数・縦 253P 16cm

商品内容

要旨

十歳年下の恋人がいるシングルマザーの和歌子は中学生の娘・満ち「友だち親子」の感覚でいた。一方、そんな母親の良き友、良き理解者であることに限界を感じた満は、和歌子と距離を置き始める。ある日「ウエディングドレス姿を撮ってみませんか?」という広告にひかれ、母娘揃って写真撮影に挑む。ところが、撮影されたふたりの写真を偶然見てしまった和歌子の恋人は、リアリティのない結婚を前に怖気づいてしまう。結婚とは、家族とは、女とは、幸せとは?「独り立ちしていく逞しい現代女性の姿を描いた爽やかな物語」と評する中島たい子さんの解説付。

出版社・メーカーコメント

女優の中江有里さんが書いた初めての小説 10歳年下の恋人のいるシングルマザー和歌子は、中学生の娘の満と「友だち親子」のような感覚でいた。いつか娘には自分の元を離れはばたいてほしいという反面、いつまでもそばにいて自分を支えてほしい。アンビバレントなふたつの気持ちの間に恋人の林がいる。一方、自分が学校でイジメられていることにも気づいてくれず、林との将来を夢見て浮かれ、ほとんど家事は子どもに任せきりにする頼りない母。そんな母の「良き友、良き理解者」であることに限界を感じた満は、少しずつ距離をとり始める。ある日、和歌子の思いつきで母娘で「結婚写真」を撮りに行くものの、偶然そのウエディング姿の和歌子を見た恋人の林からは、それまでほのかな正義感でふたりを守りたいと思っていた気持ちが急に消え失せ、「結婚」という二文字が現実となって重くのしかかる……。「結婚とは」「家族とは」「幸せとは」、さまざまなテーマを母娘の成長を通し描いていく。「心から愛している母親から抜け出し、独り立ちしていく逞しい現代女性の姿を描いた爽やかな物語」という中島たい子さんの解説で、女優、脚本家、「週刊ブックレビュー」司会者として活躍中の、著者初の小説を文庫化。

著者紹介

中江 有里 (ナカエ ユリ)  
女優、脚本家。1973年大阪府生まれ。89年に芸能界デビューし、多数の映画やドラマに出演。2002年、処女脚本『納豆ウドン』でBKラジオドラマ脚本懸賞最高賞受賞。NHK‐BS2「週刊ブックレビュー」で司会を務めるなど多方面で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)