• 本

等伯 上

出版社名 日本経済新聞出版社
出版年月 2012年9月
ISBNコード 978-4-532-17113-1
4-532-17113-X
税込価格 1,728円
頁数・縦 350P 20cm
シリーズ名 等伯

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 今年1月に発表された直木賞受賞作。物語の始まりは、等伯がまだ長谷川信春を名乗っていた頃より。妻子を連れて生まれ育った七尾を離れることになった等伯の、それからの絵師としての激動の人生を描いた作品。目まぐるしく変化していく安土桃山時代の動乱の中、その類まれな才が縁を呼び、当時の寺社勢力や大名らの権力者と次々に関わりながら、等伯は絵師として腕と名声を高めていいきます。作品一つ一つの生まれるに至った背景や、その際に等伯の胸の内にあった苦悩、家族や周囲の人々との関わり等を歴史小説として描いた大作です。当時の宗教的・政治的な要員が多々絡むので、それらの知識があった方が楽しめる部分も多いのですが、逆に、それらの知識が無いことで、ストーリーの展開に驚き、興奮を覚えることも多いでしょう。歴史小説なんて小難しそうで興味が…と思っている方にも、安心してお薦めできる一冊です。

    (2013年3月15日)

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商品内容

文学賞情報

2012年 第148回 直木賞受賞

要旨

「あなたの絵には真心がある」。養父母の非業の死により故郷を追われ、戦のただなかへ。激動の戦国の世と法華の教えが、画境を高みに誘う。長谷川「等伯」の誕生を骨太に描く傑作長篇。

おすすめコメント

都に出て本物の絵師になる――武家から養家に出された能登の絵仏師・長谷川信春の強い想いが、戦国の世にあって次々と悲劇を呼ぶ。身近な者の死、戦乱の殺戮……それでも真実を見るのが絵師。その焦熱の道はどこへ。

著者紹介

安部 龍太郎 (アベ リュウタロウ)  
1955年福岡県生まれ。久留米高専卒。90年『血の日本史』でデビュー。2005年『天馬、翔ける』で中山義秀文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)