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色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

出版社名 文藝春秋
出版年月 2013年4月
ISBNコード 978-4-16-382110-8
4-16-382110-4
税込価格 1,836円
頁数・縦 370P 20cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全3件

  • 良いニュースと悪いニュースがある。多崎つくるにとって駅をつくることは、心を世界につなぎとめておくための営みだった。あるポイントまでは…。

    (2013年12月4日)

  • 発売日に買ってその日のうちに一気読みしました。一気読みできる純文学が少ないなか(読むに耐えずにやめてしまうとか、やたら長いとか)、そうできるだけでも貴重な作品。『スプートニクの恋人』『1Q84』よりも、面白いです。毎度のことながら、本作も賛否両論でしょうけれども。さて、この作品で村上春樹が提示した「心的事実」(心理学)なり「実存」(哲学)という概念は、今後の作品にどう活かされていくのでしょう。ある頃から「正しさ」という概念が使われ続けているように。そもそも、『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』『ねじまき鳥クロニクル』の二つの作品において、アイデンティティの問題に決着をつけてしまってから、村上春樹は新たなテーマをずっと模索し続けている気がします。あの大きな達成の後に、はたして書くテーマが見つかるのかどうか。作家に対して要らぬ心配をしてしまいます。と同時に、新たな概念を提示されると、自作への胎動と解して、次の作品を待ち望む私がいる。これが「ハルキスト」を生み出すメカニズムなのでしょう。<以下、作品に関しての雑感>・ヒロインがいつもながら魅力的(沙羅。いい名前!)・村上春樹は、「

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    (2013年8月1日)

  • 待望の村上新刊!

    初めて村上春樹を読みました。期待通りといえば簡単なのでしょうが、世の中の騒ぎの事を考えてもっと過大評価してしまっていたかな。「多崎作」の過去への清算の為旧友の元へ訪れるドライな感じがファンにはたまらないのでしょうか。また、結末を読者に考えさせそれぞれの思いでの終わり方ができる、まさに読書会・ブックトークにはうってつけの1冊です。村上春樹を語るにはまだまだ過去の作品も読まなければ。

    (2013年4月12日)

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商品内容

要旨

良いニュースと悪いニュースがある。多崎つくるにとって駅をつくることは、心を世界につなぎとめておくための営みだった。あるポイントまでは…。

出版社・メーカーコメント

「1Q84」以来、待望の長篇小説

三年ぶりの書き下ろし長篇小説。