• 本

とんでもない

出版社名 アリス館
出版年月 2016年2月
ISBNコード 978-4-7520-0730-2
4-7520-0730-4
税込価格 1,620円
頁数・縦 〔36P〕 26cm

ヨシタケシンスケさん作のPOP

書店レビュー 総合おすすめ度: 全2件

  • 隣の芝生はとても青い…まさに、うらやま連鎖!(笑

    僕はどこにでもいる普通の子。僕にしかできないことも、すごいところも、何にもない。僕は鎧のような立派な皮に覆われた、かっこいいサイがうらやましい。ところがサイは「とんでもない!」と。鎧のような皮が悩みのようで、サイはウサギみたいにぴょんぴょんと跳ねまわりたいそうです。一方ウサギは跳ねすぎて困ることもあるようで、クジラみたいにゆったりと泳ぎたい。クジラはキリンように、キリンは鳥のように、鳥はライオンのように、そして最後にライオンがうらやましがるのはたして…。「しごとば」シリーズで大人気の作者ならではのユーモラスな視点と迫力ある絵で、動物たちの食物連鎖ならぬ『うらやま連鎖』が展開されていきます。
     隣の芝生はとても青くて、うらやましいと思います。でも自分にもうらやましがられるところがあるはずです。読むほどに自分は自分で良かったなと思えるような素敵な絵本です。最後についているおまけもとても楽しめますよ。

    (2016年9月1日)

  • うらやましい?みんな、それぞれ、たいへんなんだよ。

    ああ、いいなあ。あんなふうに、なりたい。主人公の「ぼく」はこんな事を考える。自分は「普通」すぎて何のとりえもない。空を飛べる鳥がうらやましい。俊敏なうさぎがうらやましい。大きなくじらがうらやましい。強いライオンがうらやましい。と・こ・ろ・が。 ライオンはライオンなりに、鳥は鳥なりに、クジラはクジラなりに、それぞれ深い事情と悩みを抱えている。そして他の動物や人間たる「ぼく」をうらやむ。ああ、うらやましいなあ、と。「ないものねだり」より「あるもの活かし」。 生まれてきたこの身体と、この心の色で。優しく強くしなやかに生きて行きたいものです。

    (2016年8月13日)

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商品内容

要旨

ぼくはさいのよろいのようなりっぱなかわがうらやましい。でもじつはさいはうさぎがうらやましくて…どうぶつたちのなやみとは?

著者紹介

鈴木 のりたけ (スズキ ノリタケ)  
1975年、静岡県浜松市生まれ。鉄道会社勤務、グラフィックデザイナーを経て、絵本作家に。ユニークで遊び心がつまった作風で人気を博す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)