• 本

みかづき

出版社名 集英社
出版年月 2016年9月
ISBNコード 978-4-08-771005-2
4-08-771005-X
税込価格 1,998円
頁数・縦 467P 20cm

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書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 清涼感のある良質なエンターテイメント

    小学校の用務員をしていた大島吾郎は、「勉強が分からない」ということで一人の男子の勉強を見たことが切っ掛けで、子どもたちの勉強を見るようになっていた。勉強ができない子が集まるその用務員室(一部の学童からは《大島教室》と呼ばれていた)を現れた赤坂蕗子は勉強のできない子には思えなかった。そしてある日、用務員室に戻ると蕗子が同級生に勉強を教えていた。勉強がわからないふりをしていた理由を蕗子に尋ねると、母親に言われたのだという。蕗子の母の千明が用務員室を訪れたのは、その翌日のことだった。そしてその出会いが彼の人生を公私ともに一変させることになる。
    そんな幕開けの本書は塾や教育問題をテーマにした家族の物語です。勉強、塾、教育……刹那の快楽を享受することばかり考えてきた私には馴染みの薄い物語だな、と恐る恐るページを開いたのですが、すぐに引き込まれてしまいました。テーマを見て敬遠している人にも是非、読んで頂きたい作品です。
    仕事と家庭。主人公たち(主人公は必ずしも一人ではない)がその両面において理想を求めながらも、現実にぶつかり、迷い、そして自分なりの答えを見つけていく。奇を衒わないその真っ直ぐな

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    (2017年1月8日)

商品内容

要旨

昭和36年。小学校用務員の大島吾郎は、勉強を教えていた児童の母親、赤坂千明に誘われ、ともに学習塾を立ち上げる。女手ひとつで娘を育てる千明と結婚し、家族になった吾郎。ベビーブームと経済成長を背景に、塾も順調に成長してゆくが、予期せぬ波瀾がふたりを襲い―。山あり谷あり涙あり。昭和〜平成の塾業界を舞台に、三世代にわたって奮闘を続ける家族の感動巨編!

おすすめコメント

昭和36年、学校教育に不信を抱く千明から学習塾の立ち上げに誘われ、吾郎の波瀾の教育者人生が幕を開ける。昭和〜平成の塾業界を舞台に、三世代にわたり奮闘する大島家を描いた、著者渾身の大長編!

出版社・メーカーコメント

昭和36年、学校教育に不信を抱く千明から学習塾の立ち上げに誘われ、吾郎の波瀾の教育者人生が幕を開ける。昭和〜平成の塾業界を舞台に、三世代にわたり奮闘する大島家を描いた、著者渾身の大長編!

著者紹介

森 絵都 (モリ エト)  
1968年東京都生まれ。早稲田大学卒。90年『リズム』で第三一回講談社児童文学新人賞を受賞しデビュー。95年『宇宙のみなしご』で第三三回野間児童文芸新人賞と第四二回産経児童出版文化賞ニッポン放送賞を、98年『つきのふね』で第三六回野間児童文芸賞を、99年『カラフル』で第四六回産経児童出版文化賞を、2003年『DIVE!!』で第五二回小学館児童出版文化賞を受賞するなど、児童文学の世界で高く評価されたのち、06年『風に舞いあがるビニールシート』で第一三五回直木賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)