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錆と人間 ビール缶から戦艦まで

出版社名 築地書館
出版年月 2016年9月
ISBNコード 978-4-8067-1521-4
4-8067-1521-2
税込価格 3,456円
頁数・縦 353P 22cm

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要旨

鉄が腐食して出現する「錆(さび)」に良いイメージをもつ人は少ないだろう。ステンレス鋼の普及により、私たちの普段の生活ではそれほど見かけなくなったが、橋などの建造物や艦船、飛行機、原油や天然ガスのパイプラインなどにとっては大敵であり、放置すれば大きな被害が発生する可能性がある。本書は、錆(金属腐食を含む)を防ぐ(防食)、錆と戦う、あるいは錆に美を感じるなど、さまざまな錆と人間の関わりのストーリーを描くノンフィクション。多大な被害をもたらす自然現象の一つであるにも関わらず注目されることが少ない錆について、その対策が必至であり、あらゆる業界が関心をもつべきと訴えている。著者はワシントン・ポスト紙などに寄稿する環境・科学ジャーナリスト。初の著書である本書はウォールストリート・ジャーナルのベストブック・オブ・ザ・イヤーを受賞している。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2016年09月14日]

商品内容

要旨

「最大最凶のデストロイヤー」と言われる錆。金属を加工し利用することで文明を発達させてきた人類にとって、錆は大敵だ。防食技術と自由の女神、ステンレス鋼開発秘話、国防総省と錆との戦い、腐食防止の環境ホルモンのリスクをひたかくしにする缶産業の実態、極寒のアラスカを縦断する石油運搬パイプラインは、産出量の低下も相まって維持管理は重大な問題である。錆という自然の脅威に、めっきを施し、電流を流し、新たな技術と培った経験を武器に立ち向かう人類の戦いを描く。ウォール・ストリート・ジャーナルベストブック・オブ・ザ・イヤー受賞!

目次

蔓延する脅威―錆という敵
手のかかる貴婦人―自由の女神と錆
腐った鉄―錆と人間の歴史
錆びない鉄―ステンレス鋼の発明
缶詰の科学―錆と環境ホルモン
インディアナ・ジェーン―錆の美
国防総省の錆大使
亜鉛めっきの街
錆と戦う男たち
錆探知ロボット―パイプラインと錆
暮らしの中の防錆用品
防食工学の未来

著者紹介

ウォルドマン,ジョナサン (ウォルドマン,ジョナサン)   Waldman,Jonathan
アメリカ、ワシントンD.C.で育つ。ダートマス大学とボストン大学のナイト・センター・フォー・サイエンス・ジャーナリズムで書くことを学び、また近年は、コロラド大学でテッド・スクリップス奨学金を得て環境ジャーナリズムを学んだ。環境・科学ジャーナリストとして、ワシントン・ポスト紙や『アウトサイド』『マックスウィーニーズ』といった雑誌に寄稿しているほか、フォークリフト運転、樹木医、サマーキャンプの監督、ステッカー販売、コックなどの仕事を経験
三木 直子 (ミキ ナオコ)  
東京生まれ。国際基督教大学教養学部語学科卒業。外資系広告代理店のテレビコマーシャル・プロデューサーを経て、1997年に独立。海外のアーティストと日本の企業を結ぶコーディネーターとして活躍するかたわら、テレビ番組の企画、クリエイターのためのワークショップやスピリチュアル・ワークショップなどを手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)