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現金輸送車物語 タブーとなったマニ34・30形

RM LIBRARY 208

出版社名 ネコ・パブリッシング
出版年月 2016年12月
ISBNコード 978-4-7770-5402-2
4-7770-5402-0
税込価格 1,350円
頁数・縦 47P 26cm

商品内容

目次

なぜ紙幣は運ばれるか
マニ車への乗り組み 日銀関係者からの聞き書き
運用、配置の特徴
難航する専用荷物車の構想
マニ34の新製
寝台を座席に 第1次改造(1954年)
電気暖房の取り付け(1959年)
荷物室の安全強化 第2次改造(1961年)
冷房化と自車電源装備 第3次改造(1965年)
形式変更でマニ30に タブーの始まり(1970年)
ブレーキ方式の変更 20系との併結(1976年)
2次車への置き換え 30年ぶりの刷新(1978年)
JR貨物への移管 コンテナ列車での運行(1987年)
現金輸送の廃止(2003年度)
小樽での保存 思惑のからまる転籍
保守と検修・改造 日銀と国鉄の契約

出版社・メーカーコメント

第二次大戦後、インフレの進行とともに紙幣の需要が爆発的に増加した。これにより日本銀行本店から日本全国の支店への新札の輸送回数が激増することになった。しかし、当時、鉄道で現金を輸送する場合には一般の有蓋貨車が使用されており、警備上の問題があったのに加え、銀行職員や警備の警官は本来人が乗ることは考慮されていない貨車への添乗を余儀なくされていた。この状況に対応すべく、日銀により計画されたのが、現金輸送用の荷物車マニ34形である。1949(昭和24)年に6輌が完成したこの荷物車は、警備上、目立つことのないように外観は一般の荷物車に似せて造られたが、その一方、現金を載せる荷物室は万一の襲撃にも耐えられるように窓が鉄板で塞げるようになっていたほか、中央部に銀行職員や警官が乗る警備室が備わっていた。本書はこのマニ34形(のちのマニ30形)について、その誕生から改造、2次車への代替わり、そして終焉までを、製作当時をはじめとする多数の貴重な写真とともに解説。さらに日銀関係者からの聞き書きにより、これまで全く知られることのなかった「現金輸送用荷物車」の実像を詳らかにする。

著者紹介

和田 洋 (ワダ ヒロシ)  
鉄道友の会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)