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ビジネスエリートの新論語

文春新書 1110

出版社名 文藝春秋
出版年月 2016年12月
ISBNコード 978-4-16-661110-2
4-16-661110-0
税込価格 929円
頁数・縦 200P 18cm

商品内容

要旨

昭和30年、サラリーマン時代の司馬遼太郎が本名・福田定一の名で刊行した著書には、ビジネス社会で働く人々への、厳しくも励ましに満ちたエールが綴られている。組織を生きるとは、何が大切でどんな意識が必要なのか。古今東西の名言を引用して語る人生講話には、後年、国民作家と呼ばれる著者の、深い人間洞察が光る。“幻の司馬本”を単独では初の新書として刊行!

目次

第1部(サラリーマンの元祖
洋服をきた庶民
秩序の中の部品
サラリーマンの英雄
サラリーマン非職業論 ほか)
第2部(二人の老サラリーマン
あるサラリーマン記者
「司馬遼太郎」誕生のころ)

おすすめコメント

昭和30年、産経新聞記者時代の司馬遼太郎が、本名である福田定一名で刊行した“幻の新書”を完全版として復刻刊行する。古今の典籍から格言・名言を引用、ビジネス社会に生きる人たちにエールを送る本書は、著者の深い教養や透徹した人間観が現れているばかりでなく、大阪人であることを終世誇りとしていた著者の、卓抜なるユーモア感覚に満ちている。さらには、本書の2部に収録、記者時代の先輩社員を描いたとおぼしき「二人の老サラリーマン」は、働くことと生きることの深い結びつき問う、極めつけの名作短編小説として読むに充分である。現代の感覚をもってしても全く古びた印象のない本書は、むしろ後年に国民作家と呼ばれることになる著者の魅力・実力を改めて伝えてくれる。まさに「栴檀は双葉より芳し」。ビジネス社会を生きる若い読者にも、ぜひ薦めたい一冊である。

著者紹介

司馬 遼太郎 (シバ リョウタロウ)  
大正12(1923)年、大阪市に生れる。大阪外国語学校蒙古語部卒業。昭和35年、『梟の城』で第42回直木賞受賞。41年、『竜馬がゆく』『国盗り物語』で菊池寛賞受賞。47年、『世に棲む日日』を中心にした作家活動で吉川英治文学賞受賞。51年、日本芸術院恩賜賞受賞。56年、日本芸術院会員。57年、『ひとびとの跫音』で読売文学賞受賞。58年、「歴史小説の革新」についての功績で朝日賞受賞。59年、『街道をゆく“南蛮のみち1”』で日本文学大賞受賞。62年、『ロシアについて』で読売文学賞受賞。63年、『鞭撻疾風録』で大佛次郎賞受賞。平成3年、文化功労者。平成5年、文化勲章受章。平成8(1996)年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)