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「神話」から読み直す古代天皇史

歴史新書y 068

出版社名 洋泉社
出版年月 2017年2月
ISBNコード 978-4-8003-1160-3
4-8003-1160-8
税込価格 1,026円
頁数・縦 223P 18cm

商品内容

要旨

三〜五世紀の古代史を扱う際には、『古事記』『日本書紀』の記述は信用度が低いため、中国の史料や考古学の成果に頼るしかない。また神武天皇から仲哀天皇については、神代と人代に挟まれた伝説にすぎない。この時代はヤマト王権が成立する重要な時期で、その政治過程を復元するには『古事記』『日本書紀』の積極的な活用が不可欠である。記紀は十分に歴史的事実を含んだ情報に満ちており、初期天皇の時代はまぎれもなく人代であることが明らかになる。

目次

序章 地方連合ではなかった初期ヤマト政権―崇神天皇の業績
第1章 ヤマト政権の揺籃期(1神武天皇〜9開化天皇)(神武東征1 伝説形成論から古代史のなかへ
神武東征2 史的考察の対象として
八咫烏の正体
闕史八代の足跡を追う)
第2章 地方政権の服属(10崇神天皇〜11垂仁天皇)(アメノヒボコはどこから来たのか
ヤマトと出雲1 「国譲り」が語る内紛
ヤマトと出雲2 呪いの国・出雲
ヤマトと出雲3 『古事記』『日本書紀』の編纂)
第3章 ヤマト政権の拡大と安定(12景行天皇〜21雄略天皇)(ヤマトタケル伝説の虚像と実像
ヤマト政権の九州遠征と神功皇后
武内宿禰と葛城地域
葛城氏とヤマト政権の完成)
終章 神話と古代史

著者紹介

若井 敏明 (ワカイ トシアキ)  
1958年生まれ。関西大学等非常勤講師。大阪大学文学部国史学科卒業。関西大学大学院博士後期課程単位修得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)